
こんにちは。こんぶだし茶です。
HTMLコーディングの仕事をはじめると、案件の単価が低いために生活面で苦しい思いをしますよね。
この記事では、フリーランスのHTMLコーダーが2年目を迎えたあと、引き続きコーディング案件で食べていく方法を紹介しています。
あくまでも、正社員、契約社員や派遣、アルバイトとして転職する人ではなく、在宅でフリーランスで活躍したい人が対象です。
正直な話、都会に住んでコーディング案件「のみ」で業務委託を10年受け続けていくのは厳しいです。長く続けるには「コーディングの知識+アルファ」の知識が必要なのですが、この記事では、そのアルファの部分でどんなスキルが必要とされるのかということと、その中でオススメめの2つを紹介します。
なお、この記事は、フリーランス18年目のこんぶだし茶が、自身や友人・知人の知見をもとに作成しています。
HTMLコーダーの仕事内容とは

この記事では、HTMLコーダー(コーダー)を続けていくための道案内をしますが、いろんな方がお読みだと思いますので、まず「HTMLコーダーとは何か」ということを説明しておきます。
HTMLコーダーの仕事で年商400万円までは上げられる
HTMLコーダーという業種は、WebデザイナーがデザインしたWebサイトをインターネット上で見ることができるように、HTMLやCSSを記述してコーディングして、Webページを完成させる仕事です。
主に、デザインを支給された後、指定されたデザインの通りに早く形にする仕事です。
実務では、単に「コーダー」ということもあります。
クライアントが求めるwebサイトを完成させるために、重要な役割を果たします。
ウェブ系の仕事として人気があり、求人情報サイトを見ても、いつも新着の人材募集案件があります。
パソコンとインターネット環境があればはじめられる手軽さも、この職業に参入しやい理由の一つです。
HTMLコーダーの仕事は、スピードが求められる仕事です。
HTML/CSSの技術に詳しくなるだけでなく、
エディターの機能を知り尽くし、Emmet、Sassなどを学習してコーディングのタイピングを省略化する方法を極めていくことが、「初期段階」の収入を上げていく秘訣です。
基本的なことですが、もし何の工夫もしていなければ、すぐに工夫をしてください。
職人的な能力が備われば年商400万円代までは伸ばしていけます。
それ以上に伸ばしていく方法は、この記事の後半に詳しく書くことにします。
HTMLコーダーの仕事の魅力、やりがいについて
HTMLコーダーの仕事の魅力はいくつもあります。
職人的な技術を磨けること
さきほどもお伝えしたように、HTMLコーダーは「技術を磨いて短時間で組み立てる」ことにやりがいを見出すことができます。
新しい方法を知ることは、知的好奇心をかきたてます。
知ること、追及することそのものに興味がある人にとって、HTMLコーダーの仕事は楽しいものとなります。
作ったものが世に公開される」こと
「作ったものがブラウザを通して世界に公開される」ことに興味を持つ人もいるでしょう。
ウェブサイトの仕事は、やった仕事の結果を数値で確認できます。
自分の作ったものを何人の人が見て、何人の人がアクションを起こしたのかという評価が数値ですぐに確認できる仕事はほかにありません。
ただし、あなたではない他の誰か(クライアントや代理店)がアクセス解析をしているのであれば、その数値は教えてもらうまで知ることはできません。
自分で表現するときのベースとなること
HTML/CSS等のウェブ上の表現技術を身に着けることが、「あなた自身が表現するときのベース」となります。
筆者は、このことがフリーランスで生きていくうえで、一番重要だと感じています。
HTML/CSSの技術を身に着けてしまった人にとっては、何という事のない知識に感じるかもしれませんが、
HTML/CSSを書けない人が「ホームページ」を作ってもらおうと思ったときは、お金を払わないといけない立場になります。
Webの技術が身につくという事は、自分で企画したアイデアを世に発信することが(ドメインやサーバー代はかかりますが)、ほとんど無料でできるということです。
常に新しいものに触れられ、発信することが出来ること
世界で最新のものを目にすることは、大きな刺激となります。
目にするだけでなく、自分も新しい表現や手法を追求できます。
自分で何か新しい表現をするときに、資格や年齢制限はありません。
表現する場所として考えると、インターネット環境は誰にでも平等に与えられているのです。
HTMLコーダーの資格は仕事の役に立つ?
話は変わりますが、資格について話しておきます。
すでにHTMLコーダーとして働いている人からの質問ではありませんが、
「『Webクリエイター能力認定試験』といった試験を受ける必要があるか」という相談を受けることがあります。
ウェブの試験はいくつかありますが、代表的なものは3つです。
・HTML5プロフェッショナル 認定試験
・ウェブデザイン技能検定
・Webクリエイター能力認定試験
結論を言ってしまうと、HTMLコーダにとって、これらのHTMLやCSSに関する資格試験は不要です。
案件を獲得する上でも役に立ちません。
仕事を始めたばかりで、知識を整理したいという人には、勉強する価値は「あり」だと思います。
知識の再確認という意味では、役に立ちます。
ただし、仕事を受託するレベルからすると、どれも試験問題のレベルが易しすぎます。
ですから、この試験に合格したからと言って仕事がもらえるという事にはつながりません。
仕事に完全に役に立たないわけではありません。少しばかりは役に立つでしょう。
たとえば、あなたが就職希望で、就職希望の会社で求人一人の枠に二人の応募があったとします。
会社の担当者が「決めきれないけど、当社で一人採るとしたら、どっちを採用しようかな」というときに、
資格を取得していると「まじめな性格を印象付ける」という意味で役に立つかもしれません。
役に立つとしたら、そんな場面に限定されます。
この資格を頼りに転職するのも厳しいです。
フリーランス2年目の人が、仕事を取るために受けるべきものではないでしょう。
HTMLコーダーとして仕事を10年続けられるか?

本題に入ります。
一般的には、「HTMLコーダー」として食べていくのは非常に難しいと言われています。
そういわれるのは、HTMLコーダーという仕事が、次のような特徴を持っているからです。
・HTMLコーダーの給与・年収は、他のIT職種と比べて低め
・HTMLコーダーの将来性が明るくない
修正作業が多く入ると、案件の時間あたりの単価は下がるため、「この仕事を受けるよりアルバイトした方がよかったんじゃないか」と嘆く人もいます。
実際にtwitter上にもそんなつぶやきがたくさん見られます。
HTMLコーダーの中では、年商400万円は高い方ですが、
仮に今、HTMLコーダー専門で年商400万円くらい稼いでいたとしても、その状態を10年間維持し続ける可能性は低いと言えるでしょう。
既存の技術がすぐ陳腐化してしまうので常に勉強が必要である事も、HTMLコーダーを5年10年と続けることを困難にしています。
HTMLコーダーの給与・年収は、他のIT職種と比べて低め
HTMLコーダーの仕事は、他のIT職種と比べて低い年収となります。
決して簡単といえないHTMLコーダーの年収が低いのは、HTMLコーダーをやる人が多いためです。
エージェントサービスに登録して仕事をする人は比較的高単価を得られますが、それでも年商300万~400万円です。
クラウドソーシングのサービスを使って案件を獲得していくと、年商はよくて200万円前後です。
それで暮らしていけないことはないですが、フロントエンドエンジニアが月商だけで100万円前後を稼いでいるのに比べると、確かに低い年収です。
HTMLコーダーの将来性は明るくない
Webの仕事が登場したときは、すべてHTMLを手打ちで作成していました。
CSSも使われていませんでした。
今はCMSが普及して、コーダーが不要になりつつあります。
この傾向が加速することは疑いがありません。
不安定なポジションにあるのです。
このため、コーディングを5年も10年も専業とすることはお勧めしません。
年商300万円~400万円代の人も、その収入を維持し続けるのは難しいと思われます。
HTMLコーダーの、その先のキャリアプランをしっかり描く
「コーディングは絶望的で生活できない」とも思ってほしくないので、一つ友人(A)の例を紹介します。
HTML/CSSをベースに、スキルを磨いていく人が食べていける
Aは、今九州で活動していますが、東京都でコーダーとしてフリーランスの仕事をした後に、九州で仕事をしています。
Aは年商の平均が1000万円を超えています。
Aがやったことは次のようなことです。
HTMLコーダーのAが年商1000万円を超えた方法
・代理店の担当者と友達になる
・Web制作会社の社長と友達になる
・システム制作会社の社長と友達になる
・自分でウェブ制作の仕事を取り、デザインを他人に外注する
Aは今九州にいますが、年に2、3度はお菓子をもって東京都に営業に来ています。
Aのクライアントは今でも東京都の会社が中心です。
Aは友達を作るのが上手く、人付き合いにも長けています。
大手の広告案件も引き受けています。
この方法は関東エリアに住んでいる人に関係なく、全国で使える方法です。
「あなたもこの通りやるといいですよ」と紹介しているのではないですが、
このやり方はHTMLコーダーが高単価の仕事を受託しているひとつの実例です。
好きな分野で「迷わず」勉強する期間を持つ
Aがやったことの中に、「デザインを他人に外注する」という箇所があったことに気づきましたでしょうか。
Aは、HTMLコーダーとしてめちゃくちゃ作業スピードが速いですが、
純粋にHTMLコーダーだけをやっているのではありません。
仕事を他人にお願いする「ディレクション」の仕事もしています。
この記事の冒頭で、長く続けるには「コーディングの知識+アルファ」の知識が必要ですとお伝えしました。
Aは、プラスアルファとしてディレクションの知識を迷わず身に着け、日々ディレクションのスキルも伸ばしていくことで高収入を得ているのです。
HTMLコーディングだけでは、スキルアップはしにくい
HTMLとう言語は、この先も基礎技術として使われ続けますので、HTMLに精通することは、無駄ではありません。
むしろ、HTMLを知らないというのは、世の中を動かしているウェブの仕組みのが、ほとんど理解できなくなることを意味します。
HTMLコーディングの知識は、絶対に身につけておいた方がよい基礎知識です。
ただし、コーディングスキルだけで食べていけないのであれば、そこに付加価値をつけていくことが必須です。
では、どんな付加価値をつけていったらいいでしょうか?
それはあなた自身で考えて決めることです。
ただし、「自分では考えられない、決められない」という方のために、これからいくつかのコースをご紹介します。
HTMLコーディングとほかのスキルを掛け合わせると収入が上がる

HTMLコーディングは好きですか?
HTMLコーディングが好きで、仕事を始めても好きでいられる人は、論理的な思考能力が優れている人です。
IT系の世界では、コーディングスキルの評価が相対的に低いですが、それは、ほかのITスキルと比べての話です。
世間一般的に言えば、HTMLコーディングができること自体、能力が高い人であることの証明となります。
世間の人には、マークアップの構造を理解するのも難しいのです。
Webデザインのスクールを卒業した後に、HTMLコーダー(マークアップエンジニア)としてフリーで1年間やっていけるほどのスキルを身に着けていけるのは、30人のクラスのうちトップの2、3人。
オンラインスクールでもそれくらいの比率です。
HTMLコーディングのスキルが身についている人は、論理的な思考能力が優れているので、それを伸ばしていけば高収入が得られます。
自信を持っていただきたいと思います。
さらに勉強し、論理的思考を伸ばしていくと次のようなスキルが身につきます。
HTMLコーダーより収入の高いスキル
・Webプログラミング
・Webデザイン
・Webディレクション(Webプランニング)
・Webマーケティング
複数を追い求める必要はありません。このうちどれか一つで大丈夫。
すでに持っているHTMLコーダーとこれらのスキルを掛け合わせることで、プラスアルファが強みとなって収入を上げていけます。
ここから紹介するのは、コーディングのみを受託するのではなく、他のスキルと兼ね合わせてコーディングを受託するというスタイルについてです。
社会から求められるスキルを追加し、キャリアアップすることで、フリーランスでも年収を2倍、3倍にしていけます。
一つずつ解説しますので、どれが自分に向いているか、チェックをしてみてください。
HTMLコーディング×Webプログラミング
エンジニアにもサーバーサイドエンジニアや、システムエンジニアなど多くの仕事がありますが、コーダーの仕事の延長として挑戦しやすい技術職は、フロントエンドエンジニアです。
フロントエンドエンジニアは、HTMLやCSS、JavaScriptを使って、Webサイトやサービスを実装・構築する仕事です。
JavaScriptは開発環境が無料ですし、質問するサービスもネットに複数あるので、独学できる環境は簡単に用意できます。
React.jsがお勧め
JavaScriptというプログラミング言語の中でも開発用のライブラリやフレームワークがたくさんありますが、JavaScript全般にいろいろ手を付ける必要はありません。
どれか一つということであれば、React.jsがお勧めです。
React.jsで開発案件を受けられるようになれば、50万円以上の月収を得るのは難しくありません。
React.jsでは、コーディングのスキルも必要となるので、
「コーディングもできるプログラマー」という立ち位置になります。
今ある知識が生かされます。
React.jsに挑戦するのであれば、PHPやWordPress、JQuery、ECサイトなどに目を向けず、React.jsだけでたくさんの制作実績を積むといいです。
ほかのことはおいておき、自分はReact.jsで仕事をとれるという自信ができるまで試作品を作りましょう。
(なお、筆者は、フロントエンドエンジニアに挑戦する場合、若さは必須条件と考えています。
40歳過ぎの方は、心と体がもたないと思うのでお勧めしません。over40であれば、SEO解析などをおススメします。)
HTMLコーディング×Webデザイン
Webデザイナーは、アイデアを求められる仕事です。
WebデザインとHTMLコーディングを一貫して受けられるスキルが身につけば、高い収入を得ることが出来ます。
「引き出しを増やす」ことに専念する
クライアントのイメージをビジュアル化し、ウェブサイトのゴールを達成する機能的なデザインを作成する仕事です。
Photoshop、Illustratorに精通するのはもちろん、商業デザイナーとしてのビジネスに対する一般知識も必要です。
ウェブデザイナーの数も多いので、選ばれるために「引き出しを増やす」ことが重要です。
かわいい系しか作れない、かっこいい系しか作れないというウェブデザイナーには、続けて仕事を頼みづらいです。
「ウェブデザインではどんなテイストでも作れます。」といった方が仕事を安定して受けやすいです。
Webデザイナーは総合力の勝負
Webデザイナーは、デザインの知識だけやっていくことはできません。
いろんな知識が必要です。
コーディングのスキルも必要ですし、マーケティングの知識も必要です。
効果的なコピーを考えることもあります。
何でもやらないといけない反面、何でもありの仕事でもあります。
Webデザイナーは、総合的な知識とひらめきで勝負する職種です。
UI/UXデザイナー
ウェブ業界から少し離れますが、アプリやゲームの業界では、UI/UXデザイナーが求められています。
UI/UXの根本的な知識は、ウェブと変わりません。
そのため、WebデザイナーからUI/UXデザイナーに転身する人が、わずかながら存在します。
UI/UXデザイナーはなり手が少なく、月収100万を上回る仕事が少なくありません。
もしウェブデザイナーに転身するのであれば、UI/UXデザイナーも視野に入れるといいですよ。
HTMLコーディング×Webマーケティング
Webマーケターは、WebやSNSを活用して集客を行ったり企業の認知を広めたりするのがメインの業務です。
高い分析力が求められる
Webマーケターは、どうやって顧客を呼び込み、どうやってアクションを取ってもらうのかを設計し、
サービスを公開した後は、実際のユーザーの動きを分析して、次にとるべき施策を決めていく仕事です。
SEOを担当する仕事では、アクセスを解析するだけではなく、コンテンツの構造設計から各記事の構成にまでかかわります。
ランディングページとリスティング広告の運用を担当するときは、数字の分析能力とともにライティングのスキルが求められます。
ほかにも、Web全体を駆使して、動画を作成したり、SNS上でキャンペーンをしたりと、幅広い施策を行える知識と実行力が求められる仕事です。
Webマーケターのしゅびはんいは広いですが、全部を手に付けるのが難しければ、
まずはSEO分析を極めて、2~3社で実績を出すとよいです。
SEO自体は書籍やYouTubeで学べます。特に最近はYouTubeでもかなり深いところまで学べますよ。
余談:Webマーケティングの仕事を支えるWebライティングのスキルについて
Webマーケティングの分野では、Webライティングのスキルが必要とされることが多いです。
WebライティングとSEO対策は密接にかかわっています。
SEO対策ができるということは、結局のところ文章構成力にかかっています。
文章力ついては、すぐには伸びない人もいるので、人によって向き不向きがあると思います。
筆者が知っている、文章力のあるWebライターは読書家が多いです。
読書家の人は、月に何冊読んだかなど数えておらず、10冊も20冊も読んでしまうのが普通です。
たくさん読んできた結果、自然な文章が身につき、自然に書けるようになっているように思えます。
最近はたくさん文章力養成の本が売れています。
今まで読書をしてこなかった人も、
文章力養成の本を読めば、これまで読書をしてこなかった人でも後天的に文章力が身につくかもしれません。
Webライティングの仕事は、それだけで高収入を得ることは難しいといえます。
しかし、Webライティングの知識を身につけることは、ここに紹介したほかの職業とは性質が違います。
Webライティングは、誰かにお願いされて仕事をもらうだけではなく、自分で商品(コンテンツ)を作成し、販売するときの基礎になります。
Webライティングの力が備わると、自ら商品を作っていくことが出来るのです。
たとえばnoteで商品を売れるし、kindleで出版することもできます。
Webライティングのスキルは、身に着けておけば必ずプラスになるスキルです。
HTMLコーディング×Webディレクション(Webプランニング)
Webディレクターは、Web制作でプロジェクトを管理・進行する仕事を担当します。
クライアントの直案件を受けたことがある人なら、Webディレクターの大変さがわかると思います。
ウェブのことを知らないクライアントの窓口になり、ウェブとはなにか、ウェブデザインとはなにかを説明しながら、
必要な情報を聞き出して整理します。
発注を受けたあとは、制作してくれる人に声を集めてチームを作り、予算を決め、プロジェクトを進行管理します。
大変な労力を必要とします。
そんな仕事をこなすWebディレクターは、コミュニケーション能力が求められるとともに、予想外のことにも対応する柔軟さが求められます。
大変ではありますがディレクションという仕事は、無くてはならない仕事です。
HTMLコーディングとディレクション業務は両立できるのか?
先に紹介した友人Aがやったことも、HTMLコーディング×Webディレクションという掛け合わせでした。
フリーランスでディレクションをするという仕事も需要があります。
制作会社にはディレクターの人材が不足しているからです。
ただディレクターの業務自体は、報酬はそれほど高くありません。
チームの編成も含めて案件丸ごとを受託していくと、収入は上げていけます。
自分から仕事を取りに行くことも可能です。
Aのようにエージェントを挟むことなく自ら動いて仕事を取ってこれるようなスタイルを作り上げるスタイルは、一つの指針となると思います。
HTMLコーダーの、オススメのキャリアプランは?

HTMLコーダーがこの先、収入を上げていくためにはスキルの掛け合わせが必要です。
ここまで「HTMLコーディング×〇〇」といった、たくさんの掛け合わせ例を紹介しました。
たくさん紹介した中で決められないとしたら、筆者の提案として、次の順で推薦します。
1位:HTMLコーディング×Webプログラミング(react.js)
2位:HTMLコーディング×Webマーケティング(SEO)
どちらも論理的な思考力を求められますが、フリーランスでHTMLコーディングを1年以上やっていけた人であれば、その思考力でやっていけるはずです。
「プログラミングできそうかも」という方は迷わずReact.jsを。
「プログラミングは興味がわかないかも」という方はSEO分析を。
絞ったら、そこに集中していけば、年商500万円は超えていけます。
React.jsは入門記事をみて環境の導入から始め、あとはYouTube等で学ぶといいし、SEOを極めようとするのも、YouTube等で学ぶといいでしょう。
最初はお金をかけず、スクールに通うなどの投資はどうにも行き詰ってから考えるといいです。
ちなみにSEOはもう役に立たないという声が聞かれます。
「即効性では役に立たない」というとそうですが、効果がないということは、まったく違います。
今googleが求めている、適切なSEO対策をしているウェブサイトはそんなに多くありません。
まとめ
この記事では、HTMLコーダーが未経験を卒業してコーディング案件で食べていく方法を紹介しました。
たくさんのプランを紹介しましたが、どれも「勤務したくない、フリーランスで仕事をつづけたい」という人を対象にしてお話ししました。
エディターのショートカットやEmmet、Sassなどを駆使して手早くコーディングをしていけば、年商は300万円、400万円と上げていくことができるでしょう。
しかし、HTMLコーダーの市場価値そのものは、今後も下がり続けると予想します。
このブログを読んでいるあなたには、高収入を得て、自由な行動が選べる人生を実現してほしい。
そのため、Webの仕事で高収入を得て、10年後も高い収入を得るよう、HTMLコーディングスキルと掛け算できるスキルの習得をおススメします。
オススメするもの一つはReact.jsのマスター。もう一つはSEO解析のマスターです。
どちらも高収入に結びつく最適のスキルで、自分でサービスを始める時に役に立つものです。
「さらにどちらかを選択するなら?」と言われたら、筆者が20代、30代で若ければReact.jsを選びます。
なお、このブログでは、他にもフリーランス2年目以降の収入をあげる記事をたくさん紹介しています。
よろしければ、他の記事もご覧ください。
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