
こんにちは。こんぶだし茶です。
フリーランスのウェブデザイナーとして活動して、名刺は作っているものの、
名刺が営業に役立っているという実感がなくて「もっと良い方法はないのかな」と思っていませんか。
名刺は目的別にデザインを変えていく必要があるのです。
この記事では営業成績をあげるため、名刺のデザインを目的別に変更していくことと、交換していただいた名刺の活用方法について解説します。
なお、この記事はフリーランス18年目のこんぶだし茶が、自身の経験と知見をもとにまとめています。
Webデザイナーが名刺で営業効率を上げるには
Webデザイナーにとって名刺は営業ツールの一つです。
営業ツールとして、名刺の他にはポートフォリオサイトを用意しておく必要があります。
もちろん、この2つを準備することは最低限の準備であって、ただ名刺とポートフォリオサイトを用意しただけでは、継続的に仕事を呼び込むことはできません。
「名刺の機能は何か」と言われて、答えられますか?
名刺を効果的に活用するために、名刺の機能を確認しておきましょう。
あなたは「名刺の機能は何か」と言われて、答えられますか?
デザインセンスをアピールするため?
自己紹介するため?
印象付けて名前を覚えてもらうため?
やや正解ですが、それらの答えは核心をついていません。
筆者の回答は、「名刺は売り上げを上げるため」のものです。
Webデザイナーにとって名刺は営業ツールの一つです。
名刺を交換することで売り上げが生じるように、名刺の機能をデザインできるのです。
意味が分からないかもしれませんので、ウェブデザインに例えます。
ウェブデザインは、会社の体裁を取り繕うためにとりあえず表示しておくこともできますが、うまく機能させるとで会社の売上を3倍にも4倍にもしてくれます。
むしろ、会社の売上を上げるために役に立たないウェブサイトを作っていてはいけないですよね。
全く同じことが、名刺についてもいえます。
名刺は体裁のために多々づ来ることもできるし、売上を上げるために機能も含めてデザインすることもできます。
今現在、名刺を活かせていなかったら、名刺をリデザインしましょう。
名刺のテイストを自分のキャリアに応じて変えよう
フリーランスのWebデザイナーは、最初は仕事をもらうのに苦労しますが、信頼を得ていくと、仕事が切れ目なく舞い込むようになります。
切れ目なく仕事が舞い込むようになったら営業努力をやめてしまう人が多いのですが、さらに工夫を続けて単価を上げていくことができます。
Webデザイナーは、「食っていくため仕事を取る時期」と「単価を上げていく時期」があります。
そのため、Webデザイナーがもつ名刺のデザインは、2段階に分けて名刺を変更していきます。
名刺デザインのポイント
- 仕事をもらうのに苦労している状態であれば、覚えてもらうために会話の糸口になる情報をなるべく多く記載する
- 切れ目なく仕事が舞い込むようになったら自分の価値を高めるためにデザイン性を優先した名刺をもつ
「仕事募集中時代」の名刺
仕事を募集しているときには、自分のことをなるべく覚えてもらう必要があります。
覚えてもらうためには、名刺になるべくたくさんの情報を盛り込んでいきます。
名刺の形は通常の名刺、二つ折り名刺、三つ折り名刺といろいろありますが、普通の名刺でも裏表を使えば結構たくさんの情報が入ります。
通常の(折らない)名刺のときは、表側に氏名、肩書、連絡手段などを記載します。
もしも可能であれば、顔写真を載せるか、自分の似顔絵のイラストを載せると覚えてもらいやすいです。
裏側にはプロフィール、実績、専門分野、仕事募集内容など記載します。
プロフィールなどに趣味や出身地を掲載しておくと、名刺を交換した人と会話の糸口が見つかりやすいです。
情報をたくさん掲載した名刺の例
「自分の値段を上げる」名刺
先ほどの「情報をたくさん載せた名刺」に欠点があるとすれば、「ごちゃごちゃしていて安っぽく見えること」です。
仕事を呼び込むためには効果的なのですが、仕事が安定して得られるようになったら、次は洗練されたデザインに変更すると良いです。
また、仕事募集中の時期であっても、講師を依頼されたとき等は洗練された名刺を使用した方がよいでしょう。
(講師業も「権威づけ」が上手くできると値段が変わってくるお仕事です。)
洗練された名刺の例
名刺を使って仕事が取れるようにするための注意点
情報をたくさん載せる名刺であっても、シンプルな名刺であっても、デザインや名刺の仕上がりには注意を払ってください。
たまに、自宅のプリンターでも作れる、ミシン目がついた名刺キットを使っている人がいますが、Webデザイナーが使うのはNGです。
名刺の出来が悪いと、足元を見られます。
後述する通り、Illustratorが使える人は、自分で作ったデザインを印刷会社に入稿して名刺を作ることができます。
Webデザインと紙のデザインは別物なので、苦手な人は外注した方がよいでしょう。
デザインセンスを示すことで仕事を取ろう
デザインセンスは世の中の全部の職業に関わっていますが、特にWebデザイナーは名刺のクオリティに注意を払います。
最低でも先に紹介した名刺の例と同等のクオリティを出すようにしましょう。
「最低」というと紹介した企業様に失礼かもしれません。紹介した企業様の例はとてもレベルが高いのですが、デザインの仕事をするのであれば、これくらい妥協なく名刺を作ってほしいという意図です。
クオリティが出せなければ外注しましょう。
名刺に「この人に頼んでも大丈夫そう」という品質が出せていなかったら、名刺のコンバージョンレート(=名刺をお渡しした人の中から仕事をお願いされる率)が著しく下がってしまいまいます。
キャリアや能力について記載して仕事を取ろう
Webデザイナーにとって実績は一番大事であり、そのためこのブログでは、ポートフォリオサイトを作り、更新し続けていく重要性を繰り返しお伝えしています。
しかし、出会った人すべてがポートフォリオサイトを見てくれるわけではありません。
そのため、名刺にわかりやすい実績を掲載しておきましょう。
名刺に掲載する実績は数字で書けるものでなくてはいけません。
以下のようなものです。
- ウェブデザイン歴5年
- ウェブデザインの受託件数100件超
- ECサイト制作で10社の売り上げ増に貢献
- 歯科医師専門サイトについて10のクリニックの制作・管理を担当
見栄えが良いものを掲載する必要があるのはもちろんですが、
実績が何もないからといって、嘘を書いてはいけません。
何もないなら実績を作りましょう。
たとえばHTMLの勉強会を開くと次のような実績が作れます。
「ウェブ制作の傍ら、講師として20人にウェブサイトの指導」
それも1日で作れる、立派な実績です。
名刺から副産物的にとれる仕事
質の良い名刺で営業をしていると、副産物的に取れる、ウェブデザイナー以外の仕事を受注することがあります。
名刺デザインの仕事
「かっこいい名刺を作りたいな」という需要は多いです。
名刺を差し出すことで、「うちにも作って」と言われることがあります。
あなたに、紙のデザインスキルがあり、得意であれば問題ありません。そのまま受託しましょう。
名刺デザインのスキルを持ち合わせていない場合も、紙のデザインスキルをもった友人・知人がいるなら、
他のクリエーターを紹介することもできます。
自分は顧客の要望を聴き取り、ディレクション料をもらえばよいのです。
もしも、自分にディレクションの経験もなければ、素直に紹介だけにとどめておきましょう。
名刺のデザイン費の相場は1万円~10万円と幅が広いです。
注意点として、自分で注文を受けてココナラのようなクラウドソーシングのサービスに発注(再委託)するようなことは、
クオリティが担保できないのでやってはいけません。
ロゴデザインの仕事
ロゴデザインを依頼されることもあります。
ウェブサイトを作成するときに発注を受ける可能性が高いです。
そのほかは、稀ですが新会社を立ち上げたり、新ブランドを作るとき、サービスをリニューアルするときなどに依頼されるときがあります。
ロゴのデザイン費も相場は1万円~20万円と幅が広いです。
ロゴデザインで高値を付けるのであれば、競合調査や事業計画など調査をして説得力をもった提案をする必要があります。
名刺に入力する内容

これから売り込む人が名刺に入れておきたい内容です。
名刺に盛り込む内容
1.氏名
2.屋号(社名)
3.肩書き
4.住所
5.電話番号
6.メールアドレス
7.WEBサイトURL
8.SNSアカウント
9.チャットツールのID
10.スキル/資格/実績
11.プロフィール
12.その他
これからブランド力を上げていきたい人は、紹介した8番以降の情報は掲載しない方がいいでしょう。
1.氏名
氏名は読みにくい場合はヨミガナを入れましょう。アルファベット表記でも問題ないです。
一番重要な情報なので、他の情報より大きめに表示します。
ニックネームはOK?
「氏名の代わりにニックネームや芸名の掲載をしてもいいですか」という相談を受けますが、そのニックネームや芸名で一般的に認識されていれば大丈夫です。
一般的に認識されている・されていないという線引きは難しいですが、次のような場合は大丈夫ではないかと考えます。
・社外で10人以上の仕事仲間が、そのニックネーム(芸名)を使って呼び合っている
・ニックネームで運営するインスタグラムでフォロワーが10000名以上いる
・芸能プロダクション等の権威あるサイトでニックネーム(芸名)で情報公開されている
2.屋号(社名)
屋号も仕事が取れる専門性が表示できるといいです。
○○研究所、○○協会という表現は届出が不要なので、たとえば「整体師専門ウェブサイト研究所」「建設業ウェブデザイン協会」といった屋号にしてもいいです。
ちょっとずるいですが、「○○研究所」という名刺を複数作って、業界ごとにお渡しする名刺を分けるのもありです。
3.肩書き
Webデザイナー、Webクリエイターと肩書はありますが、好みの方を表示すればよいと思います。
このブログは売上を重視しており、売上を考えるとWebデザイナー、Webクリエイターのどちらにするかはあまり関係がありません。
ECサイト構築専門家といった専門性が打ち出せるなら、専門性を打ち出した方が訴求力があがります。
もちろん、お客さんの悩み解決につながる専門性でなければ、効果はありません。
4.住所
住所を記載していない名刺がありますが、できれば記載しましょう。
住所を書かないことで仕事がまったくこなくなることはありません。しかし、大きな会社とのお打ち合わせで、住所が載っていない名刺を差し出すと、不安視される可能性があります。
どうしても自宅の住所を記載したくない場合は、バーチャルオフィスのような住所を貸してくれるサービスも検討してください。
あるいは、住所の表記がない名刺と、住所の表記をした名刺を使い分けてもいいかもしれません。
5.電話番号
掲載する番号は携帯電話の番号でも問題ないです。
プライベートの番号を教えたくないのなら、仕事用の携帯を持ちます。
「音声通話SIM」という格安SIMがあり、安いものは月々千円ちょっとで使用できます。
番号を教えなくても、LINEなどの代替サービスで通話はできますが、
「仕事の番号を非公表にしていて、仕事をくれた人にしか教えない」
というスタイルだと、新規の仕事を受ける可能性が低くなります。
6.メールアドレス
住所、電話番号を記載しないビジネスカードを見ることが多いですが、メールアドレスの記載がないと名刺としての機能がないと言っていいでしょう。
メールアドレスは、フリーランスで営業をするときに不可欠な情報です。
Webデザイナーとしての名刺に、docomoやauの携帯番号は不向きです。
仕事用のメールアドレスがなければ、作りましょう。
gmailで大丈夫です。
7.WEBサイトURL
ポートフォリオサイトのURLを掲載しましょう。
ポートフォリオサイトのURLはどんなWebデザイナーにも絶対に必要です。
たとえ経験が何十年あるWebデザイナーであっても必要です。
そのほか、Webデザイナーとしてのブログ運営をしているのであればブログのURLも併記するといいでしょう。
8.SNSアカウント
SNSのアドレスを記載することは、集客の効果としては限定的です。
それでもいくらかのフォロワーは増えるかもしれません。
LinkedInやFacebookは仕事につながりやすいSNSなので、アカウントを作って名刺に掲載することは、有効です。
9.チャットツールのID
名刺にChatworkやSlackのIDを掲載する人もいます。
人によっては相談をしやすく感じるようです。
LINE公式は個人でも無料で使えますし、登録者が増えるとビジネスに役立ちます。
10.実績・スキル・資格
既に紹介しましたが、実績は積極的に掲載してください。
実績は数字で具体的に記載します。
そのほか、スキルとして何ができるのかも記載しましょう。
制作会社や広告代理店にアピールするにはPhotoShop/Illustroatorなどの使用できるツールを記載することも効果があります。
制作会社や広告代理店ではなく、直接営業する場合は、どんなツールを使えるかという事はあまり意味がありません。それよりも「ECサイトが作れる」、「WordPressサイトが作れる」といったことをアピールする方がいいでしょう。
資格試験は、営業面ではほぼ意味がありませんが、たとえば「司法書士」といった、持っていることで価値が高まる難関資格であれば、ウェブデザインのスキルと掛け合わせて「司法書士のウェブデザイナーです。法律系のウェブサイトを制作しています」といった打ち出し方をすれば、ユニークさや希少性を表現できます。
そのほかは、プロフィールのつかみとしてウェブデザインとかけ離れた資格を掲載する方法もあります。
とあるエンジニアの知り合いは、ホームパーティー検定3級を名刺に書いていていました。
スキルがしっかりしているからこそ、脱力した資格が光ります。
11.プロフィール
まだウェブデザインの実績が十分でない人が売上を上げていくためには、プロフィール欄に注力してほしいです。
名刺なので、掲載できる文字数は限られますが、目を引いてもらいたいところであり、名刺交換した人と共通の話題を引き出したいところです。
ただし、敷居が高いものは、話題が広がらない可能性があるため、目立った業績がなければ記載しない方が無難です。
たとえば、華道・茶道・バレエといったものは、話題として広がりにくいです。
(目立った業績があれば話は別です)
それよりは、食べ歩き、ゲームや映画といった話題が広げやすいものが話題を広げやすいです。
一方で、専門的なものであっても、それが仕事に直結するものであれば書きましょう。
たとえば、華道専門のウェブサイト制作者を目指すなら(そんな専門家として仕事が成り立つかは調査をしていませんが)、華道のことをプロフィールに書いても問題ありません。
12.その他
自分のキャリアに合った情報を記載できていれば、あとは自由です。
個人的なこだわりがあれば、そのこだわりをデザインにいれても問題ないです。
URLの2次元コード(バーコード)を入れる人がいますが、筆者としては、2次元コードをいれるよりは短いドメインを取得して表記したほうが見てもらいやすいと感じています。
名刺はイラストレーターで作成して、ラクスルに発注すると安くできる。
自分で名刺を作成することもできます。
名刺のデザインをAdobeのIllustrator(イラストレーター)で作成し、オンラインで入稿すると郵送で届けてくれる印刷サービスがたくさんあります。
名刺印刷サービスの中でも、ラクスルは両面カラー印刷でも費用が安く抑えられます。
ラクスルのサービスはメニューが多いので案内をしておきます。
まず、左列の「印刷サービス」から名刺デザインを選択して下さい。

次の画面で「通常サイズ名刺」を選んでください。

入稿データは、まずイラストレーター用のデータ作成テンプレートを入手し、イラストレーターで編集します。
イラレのデータの書き方だけ気を付ければ、注文は簡単です。
イラスストレーターが使えるのであれば、安く注文できるラクスルは名刺の注文先として選択肢に入れておいてください。
自分で名刺を作るときの注意点
1.用紙の選び方
費用をたくさんかけてもいいので合えれば、エンボス加工を施すと高級感を出せます。
紹介したラクスルではエンボス加工の印刷は難しいですが、紙質はマット紙、ケント紙、高級紙など豊富な紙質の中から選べます。
どの紙がいいかはデザインにもよるので、一概に言えません。
まずは一つ選んで少しずつ違う紙を試すといいでしょう。
2.余白
情報をたくさん載せる名刺であっても、余白は必要です。
情報を裏表に印刷する場合、裏面にぎっしり情報を書くとしても、表面の名前と屋号の周りには空白を開けて見やすくしておきます。
余白を効果的に使うことで品質が上がります。
紹介した名刺のデザインはすべてそのように余白が使われています。
それから、余白についてもう一つ伝えておくと、ラクスル等でデザインを入稿する場合、名刺は裁ち落とし(下の図の赤のライン)ぎりぎりに情報を入れてはいけず、青のラインまで余白を開けます。

文字情報など意味のある情報は青枠の中に納めます。
青と赤のラインの隙間は、背景色をぬるのは問題ないですが、文字情報など意味のある情報がかからないようにデザインします。
3.文字揃え
Webデザインに共通することですが、関連する情報は、整理して一か所に置くだけでなく、グリッドデザインで揃えます。
グリッドデザインというのは、ウェブサイトのデザイン手法としても使われますが、縦横に直線を引いて格子状に分割し、これを組み合わせてブロック内の要素の大きさや配置を決定していく方法のことです。
実際に線をは引かなくても、あたかも線に沿って名刺の項目が並んでいるように配置すると統一感が出ます。
4.フォント選び
MS明朝やMSゴシックなど、OSに付属のフォントは避けましょう。
メーラー、ワードやエクセル等を通じて日常的に見慣れているフォントを使うと、よっぽど気を使わないと安っぽさが出てしまいます。
フォントもネットから無料で手に入りますので、なるべくデザイン性が高いものを使いましょう。
5.文字のジャンプ率
「ジャンプ率」とは、名刺の中の大きな字と小さな字のサイズ差のことです。
過度に大きな文字を使用する必要はないですが、個々の文字の大きさをバラバラに決めるのではなく、
情報の重要度大→中→小と整理して、情報の重要度順に決まった文字の大きさにすると
全体的に統一感が出ます。
名刺デザインで飛躍的にビジネスチャンスを広げる工夫
主に名刺の作り方や使い方を説明してきましたが、一番効果的な方法は次にお伝えする「メールマガジンを発行すること」です。
出会って名刺を交換して人にメールマガジンを送るようにするのです。
名刺の活用法としては、この方法が最強です。
メールマガジンにつなげる工夫をができれば、仕事は途切れない
メールマガジンは週ごとに、または月ごとに発行している方が多いです。
フリーランスではあまり見かけませんが、ウェブデザイン会社ではメールマガジンをよく活用しています。
メールマガジンはオワコンであるイメージが強いですが、今でも現役です。
むしろ、名刺交換した人に継続的にアプローチし続ける方法はメルマガ以外に選択肢がありません。
「お客様にウェブの情報をお伝えすることと、忘れられないこと」が価値を生みます。
メールマガジン用のツールは、WordPressサイトを使っていれば「ACMAILER」を、ほかは「める配くん」をおすすめします。
どちらも無料で使えます。
実績を紹介するとネタは尽きない
メールマガジンのネタは月1としたら年12本。週1としたら年52本。
「12個書くにもネタがない」という場合は、実績紹介を書けばいいと思います。
あなたのウェブ制作の実績について、どんな点を工夫したか、お客さんにどんないいことが起こったかを、超初心者向け、同業向け、同業のタマゴ向けの3つ書き分ければ、同じネタを3つの切り口で書けます。
4つの実績があれば、12個かけてしまいます。
メルマガのコツは、たくさん薄いものを出すより、月1でもちゃんとした内容を入れた方がよいです。
ターゲットごとに名刺を分けるのもあり
名刺のことに話を戻します。
デザインが好きであれば、ターゲットごとに名刺を2種類、3種類に分けてもいいでしょう。
その日の気分や相手の印象で手渡す名刺を変えている人もいます。それもユニークさを特徴づけることができます。
先述したように、情報をたくさん載せた名刺と、デザインを洗練した名刺の2種類を持って使い分けてもいいでしょう。
もう一つオススメなのは、通常の名刺より文字が大きめの名刺を用意しておくことです。
Webデザイナーの名刺を受け取ったときに年寄り(ごめんなさい)が言うことの1位が「字が小さくて見えないな」
です。
そんなことを半笑いで言われると、デザインを作った方としては傷つきます。
しかし、そこで話を終わらせず「見えないという方のために、字が大きなものも用意しておきました」といって、
文字が(かなり)大きめのものを渡すと、インパクトを与えることができます。
お金を使える人種はほとんどが老眼です。この方法はおススメです。
まとめ
Webデザイナーが持つべき名刺は、業績によって変える必要があります。
仕事を獲得したい人は、情報がたくさん載った名刺を作りましょう。
名刺の最も効果的な活用方法は、いただいた名刺のメールアドレスに月一でもいいのでメールマガジンを配布することです。
忘れられないことが、最大の資産です。
メールマガジンの配信リストが200名を超えたら、効果があることが分かっていただけると思います。
なお、このブログでは、フリーランスのウェブデザイナーがキャリア2年目から
どうやって年収を上げ、単価をアップさせていくかという事について様々な情報を提供しています。
よろしければ、次の記事も参考にしてください。
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Web制作案件を獲得し続けて売上を10倍に上げる方法まとめ
こんにちは。こんぶだし茶です。 このブログでは、ウェブデザイナーのフリーランス2年目の方が、マネーリテラシーを高め、豊かに生活してもらうための情報を提供しています。 フリーランスをスタートしてしまった ...
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