仕事の取り方

【Webデザイナー向け】ネットからウェブ制作案件を探す方法のすべて

【ウェブデザイナー向け】ネットでウェブ制作の案件を探す方法すべて
【ウェブデザイナー向け】ネットでウェブ制作の案件を探す方法すべて

こんにちは。こんぶだし茶です。

仕事の受注が止まってしまって、ネットからweb制作案件を見つけたいけど、
情報がごちゃごちゃで整理できないと悩んでいませんか?

ウェブ上の案件情報は多いですが、エンジニア向けの案件が多く、ウェブ制作案件を探す情報を選別していく必要があります。

「いる情報」と「いらない情報」を分けていくのって、それだけで頭が疲れますよね?

この記事では、ウェブデザイナーがなるべく簡単に案件を探せるように、ウェブデザイナー視点からみた案件情報を集めましたので、ぜひ参考にしてください。

なお、この記事はフリーランス18年目のこんぶだし茶が、自身の経験と知見をもとにまとめています。

1.インターネット上でウェブ制作の仕事の探し方

インターネット上にもウェブサイト制作の仕事は多く掲載されています。

検索する中には、ウェブデザイナーにとって価値が少ないサービスもあります。

時間をかけすぎないように、次のことを決めておくと効率がいいです。

ポイント

  • 見るべきサイトを決めておく
  • 見る時間と方針を決めておく

なぜ仕事の検索に時間をかけすぎてはいけないか

フリーランスのウェブデザイナーは、仕事の検索に時間をかけすぎないようにします。

その理由は、
フリーランスの2年目以降は、勉強や制作に時間を取って、スキルを上げていった方が収入を上げやすいからです。

デザイナー2年目くらいの時期は、案件をこなすことが自分に対する投資になります。

ネットで仕事検索をすると、ウェブデザイナーに関係ないエンジニア向けやイラストレーター向けの情報がたくさん出てきます。

はっきりいって、時間がもったいなさすぎます。

このページで紹介する仕事情報は、ウェブデザイナーのフリーランス案件を探すための情報に絞りました。

このページを時間の節約に役立てていただければと思います。

おススメなお仕事の探し方

次の順番で進めると、仕事探しに時間を取られ過ぎなくできます。

いくつかウェブサイトを紹介しますが、全て見る必要はないと思います。

登録作業は1サイトにつき、1~2分で完了します。

インターネットでの仕事の探し方

  1. 2社のエージェントサービスに登録する
  2. 3社の無料の相見積サービスに登録する
  3. クラウドワークスとランサーズに登録する
  4. ココナラに制作サービスを1つ掲載する
  5. 仕事検索サービスの案件をチェックする。
  6. 1~5の巡回を、1日1時間以上かけないようにする

仕事がない時にネットで仕事を探すと、「うわー安いなー」と落胆するばかりです。

ネットで仕事を探す時間はあっという間に終わらせる必要があります。

ネットは仕事が探しやすい反面、価格競争が激しいので、安いです。

自分の単価を上げていくためには、掲載情報を探すだけのやり方から卒業しなければなりません。

エージェントサービスの案件一覧

エージェントサービスの単価は、他のクラウドソーシングや相見積もりサービスも高い案件が多いです。
仕事検索サービスの正社員採用案件よりも、月額換算で高額なものがたくさんあります。

エージェントサービスごとに、案件の内容に違いがあります。
たとえばリモート案件のみを紹介するところもある一方で、リモート案件を扱わないところもあります。
(リモート案件というのは、出向しなくても受託できる案件のことです。)

エージェントサービスを利用するには、オンライン上で登録して、その後面談をします。

登録はすぐに完了します。

登録後、すぐに面談をしてくれるので、いつでも仕事を受けられるように、早めに登録と面談を済ませておくといいです。

たくさんあるエージェントから2つくらいを選んで登録するといいですよ。

フリーランスエージェントは、フリーランス向けの案件の紹介から条件の交渉・商談まで代行してくれます。

リモートワークの案件がなければ、出向を検討するのも「あり」です。

これから紹介するフリーエージェントの一つであるWebistは、全国に案件があります。

エージェントから仕事を紹介してもらえるかはポートフォリオの内容次第です。

エージェントの登録後、たとえ仕事をすぐに受けられなくても、定期的にポートフォリオの更新を連絡をするようにしましょう。

ポートフォリオが充実してくると、仕事の依頼が来るようになります。

以下は、ウェブデザイナー視点でみたエージェントサービスのランクと紹介内容です。

エージェントサービス一覧

Webist(ウェビスト)【A】
→ウェブデザイナー向け案件数断トツNo1.

ITプロパートナーズ【A】
→週2〜3日の案件が多い

レバテッククリエイター【B】
→首都圏中心で、企業常駐型の案件がメイン

クラウドテック【C】
→リモート案件率No.1

ココナラエージェント【?】new
→2023年1月にスタートする、ココナラと連動するサービス

(その他)

・ポテパンフリーランス【D】
・TechStock(テックストック)【D】
・ギークスジョブ(geechsjob)【E】
・テックタレントフリーランス【E】
・PE-BANK(ピーイーバンク)【E】
・エンジニアファクトリー【E】
・Midworks(ミッドワークス)【E】
・フューチャリズム(Futurizm)【E】
・IT求人ナビフリーランス【E】

なお評価基準は次の通りです。

【A】ウェブデザイン案件が多くオススメ(案件数100件以上)
【B】ウェブデザイン案件がわりと多め(案件数50件以上)
【C】ウェブデザイン案件がいつみてもあるのでオススメ(案件数20件以上)
【D】ウェブデザイン案件がごくわずかしかないため、登録する価値が少ない
【E】ウェブデザイン案件が全くないサービス

※上記の評価は、「ウェブデザイナーが受けられる案件が多いか」という観点からの評価であり、サービス全体からみた利用価値を評価するものではありません。D、Eというのはウェブデザインの案件数が少ないということで、必ずしも他の案件が少ないことを意味するものではありません。

以下より、評価B以上である4サービスと新サービスの詳細を紹介します。

Webist(ウェビスト)【A】

Webist(ウェビスト)
出典:Webist(ウェビスト)

Webist(ウェビスト)

Webist(ウェビスト)は、クリーク・アンド・リバー社という会社運営しているWEB業界専門の転職エージェントです。

WebistではWebクリエイター業界の案件が多く、ウェブ業界の案件数は5000件近くありました。
その中でWebデザイナー案件だけに絞り込んでも1500件近くありました。

扱っている案件は企業常駐型がメインです。つまり、ほとんどの案件は出社をする必要があります。
案件は全国にあります。

募集している企業の中には、よく知っているメジャーな企業も見られます。
他と比較しても、多めの案件数を保有しています。

エージェントという制度は担当者がスキル、経験の説明や交渉等を行ってくれます。

エージェントが間に入るのは頼もしい反面、担当者の知識に左右される面もあります。
Webistでは、担当者もWEBについて専門的な知識をもっています。

応募後は、登録、面談という流れで進みます。

面談では、カウンセラーがスキル、経験、キャリアプランの希望を細かくヒアリングし、そのうえで案件を提案してもらえます。

ITプロパートナーズ【A】

ITプロパートナーズ
出典:ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、株式会社Hajimariが運営するエージェントサービスです。

案件数も多く、5000件ほどの案件の中から検索可能です。
そのうちデザイナー案件は500件ほどです。

リモート案件が多く、デザイナー案件の約6割がフルリモート案件でした(2022年12月時点)。

ITプロパートナーズは、週3日の案件が多いことが特徴です。週2日の案件もあります。

案件は、スタートアップ・ベンチャーからのお仕事が多いです。

ITプロパートナーズは、2~3日の案件が多いため、

「普段は自宅で請負制作の仕事をしつつ、保険として2~3日利用する。」

「自社サービスを開発しながら、お金を稼ぐために2~3日利用する。」

といった利用方法や、「2つのフリーランスエージェントを掛け持ちする」といったことも可能です。

単価も高いものが多く、少ない日数でも充分な収入を確保することが可能です。

レバテッククリエイター【B】

レバテッククリエーター
出典:レバテッククリエーター

レバテッククリエーター

レバテッククリエーターは、レバテック株式会社が運営するWeb・ゲーム業界のクリエーター専門フリーランスエージェントです。

扱っている案件は企業常駐型がメインです。
また、対象地域は首都圏中心(東京、神奈川、千葉、埼玉)です。

関東近郊以外に住んでいる人には使いにくいです。

他と比較して高単価であるという特徴があります。

レバテッククリエーターが大手であることから、実績を背景に高単価の案件を多く扱っています。

レバテッククリエーターにもアドバイザーという担当者がいます。
担当者の専門性が高く業界に精通しているため、丁寧なサポートが受けられることも評価されています。

案件参画中は、専任の担当者がフォローしてくれるので、安心です。

クラウドテック【C】

クラウドテック
出典:クラウドテック

クラウドテック

クラウドテックは、株式会社クラウドワークスが運営するクラウドテックのエージェントサービスです。

リモートワーク案件率の高さは90%を超えていて、紹介した中ではこのエージェントサービスがリモート率No.1です。
ウェブデザイン案件を確認したところ、「フルリモート案件」と「一部リモート案件」ばかりがヒットしました。

なかには最短3日で稼働できる案件もあります。

デザイン案件は、UIUXデザイン、アプリデザインといった業種が多いです。
ウェブデザインの案件は少ないのでランクは【C】としましたが、
高単価で成り手の少ないUI/UXの分野は、専門的な経験を重ねたい人にオススメです。

クラウドテックには、単価が高い案件が多くあり、そのこともオススメするポイントです。

ココナラエージェント【?】

ココナラエージェント
出典:ココナラエージェント

ココナラエージェント

ココナラが、ITフリーランス向け業務委託案件の紹介サービス「ココナラエージェント」をスタートさせます(2023年1月)。

ココナラエージェントを利用するときも、登録し、面談を行うという手順で進みます。

ココナラエージェントにも担当が付きます。

面談では、担当者がフリーランスの専門スキルをしっかり理解したあとで、条件にマッチした案件を提案してもらえます。

ココナラエージェントの特徴として、クラウドソーシングサービスである「ココナラ」の評価と連携します。

エージェントサービスのまとめをしておこう

エージェントは、ご自身の働き方に合わせて2社ほど選び、登録と面談を済ませておくといいですよ。
仕事がなく、不安で勉強が手につかない人は、まずは登録をすませましょう。
行動をすると、不安は少なくなります。

相見積もり検索サービスの案件一覧

引っ越しするときは、相見積もり検索サービスで見積もりをしたうえで、業者を選ぶことが一般的になりました。
ウェブ制作についても相見積もりサービスがあり、フリーランスでも登録できるものがあります。
掲載無料のところもあるので、登録をしておくことをオススメします。

相見積もり検索サービスは、見積重視の価格競争となるので、専門性が高いサービスを提供するのでなければ、
見積もりの安い企業が受注する傾向にあります。

WEB制作の相見積もりサイト一覧

ホームページ制作.jp【A】
→フリーランス登録可 月額利用料無料(紹介課金プラン) 成約手数料有料(要問合せ)

Web幹事(ウェブ幹事)【A】
→フリーランス登録可 月額利用料無料 成約手数料有料(要問合せ)

ミツモ(mitsumo)【A】
→フリーランス登録可 月額利用料無料 成約手数料制作費無料

ウェブタメ!【C】
→フリーランス登録可 月額利用料無料 成約手数料制作費の3~10%

比較biz(比較ビズ)【D】
→フリーランス登録可 月額利用料税込15,180円 成約手数料制作費無料

アイミツ【D】
→フリーランス登録不可 月額利用料10万円~(要問合せ) 成約手数料有料(要問合せ)

なおこの【A】~【E】の評価は登録料の負担の軽さ(負担量が少ないほど評価が高い)と、登録件数の多さを取引の多さと(公表している登録件数が多いほど評価が高い)仮定し、筆者独自の基準で決定したものです。
サービス全体の優劣を評価するものではありません。

ミツモ(mitsumo)は無料で使用できますが、できたばかりのサービスであるため、もしかすると今後有料になる可能性はあります。

相見積もりサービスは、ホームページ制作.jpWeb幹事(ウェブ幹事)ミツモ(mitsumo)に登録しておくとよいですね。

そのうえで予算に余裕があれば、月額利用料が有料のサービスに登録するといいでしょう。

クラウドソーシングの概要と掲載案件数の評価一覧

ここからは、まずクラウドソーシングの概要を説明したあと、
ウェブデザイナー視点から見た各クラウドソーシング会社の評価について説明します。

クラウドソーシングの概要

クラウソーシングとは、業務委託のお仕事をインターネット上で発注・受注することができる仕事のマッチングサイトです。

発注者がクラウソーシングサイト上で仕事を募集し、「この仕事はできそう」と思った人がその仕事に応募します。

応募が多ければ、発注者の選考の上で受託者が決まります。

報酬はマッチングサイトへの手数料が差し引かれた金額が支払われます。

クラウドソーシングを使って仕事を受託したい場合は、まずクラウドソーシングサービスへの登録が必要です。

なお、先にお伝えしておくと、クラウドソーシングについては、ココナラで自分のサービスを展開する以外は、「早めに卒業する」ことを目標にしてください。

そうでなければ、生活は苦しくなるばかりです。

「ウェブデザイナー視点」から見たクラウドソーシングサービスの評価

クラウドソーシングサービスは複数ありますが、以下に紹介しているサービスは、ウェブサイト制作案件がある掲載されているものを紹介します。

エンジニア、イラスト、翻訳、軽作業者向け専門のクラウドソーシングサービスに登録したり、検索しても仕方ないので、ここには含めていません。

クラウドソーシングの評価

ランサーズ(Lancers)【A】
→他を圧倒するウェブデザイン関連の案件数がある。イチオシ

クラウドワークス(CrowdWorks)【B】
→ECサイトに関する案件は多い。

ココナラ【B】
→拡大を続けるサービスで活気があり、サービスを掲載する価値大だが個性が求められる。

・クラウディア(Craudia)【D】
→細かい条件で案件を検索可能。

・shufti(シュフティ)【D】
→おもに主婦対象。スキマ時間で気軽にお小遣い稼ぎ!がコンセプトのサービス

・mama works(ママワークス)【D】
→おもに主婦対象だがママでなくても応募できる。短時間の案件が多い。

・Bizseek(ビズシーク)【D】
→手数料が安いサービス。

※【D】以下のサイトについてはリンク不掲載です。

なおこの【A】~【E】の評価基準は案件数を基準にしており、内訳は次の通りです。

【A】ウェブデザイン案件が多くオススメ(案件数1000件以上)
【B】ウェブデザイン案件がわりと多め(案件数500件以上)
【C】ウェブデザイン案件がいつみてもあるのでオススメ(案件数100件以上)
【D】ウェブデザイン案件がごくわずかしかないため、登録する価値が少ない
【E】ウェブデザイン案件が全くないサービス

※断っておくと、上記の評価は、「ウェブデザイナーが受けられる案件が多いか」という観点からの評価であり、ユーザー全体からみた利用価値を評価するものではありません。

以下より、評価B以上である3サービスの詳細を紹介します。

ランサーズ(Lancers)

ランサーズ(Lancers)
出典:ランサーズ

ランサーズ(Lancers)

日本最大級のフリーランスタレントプラットフォームです。
30分単位の案件だけでなく、長期案件・常駐まで様々です。
ランサーズにおける仕事は案件と呼ばれており、その形式には以下の3つがあります。

案件形式①:タスク形式
データ入力やアンケートなど、スキルや経験がなくても受注しやすい、単純作業系の仕事が多い形式です。

案件形式②:コンペ形式
複数の人がアイデアを出し、採用された人のみ報酬を得ることができる形式で、ロゴデザインやネーミング系の仕事に多く見られます。

案件形式③:プロジェクト形式
クライアントと報酬や納期などを含め事前に契約を締結し、期限内に成果物を納品することで報酬を受け取る形式で、ライティング系の案件に多い形式です。

支払い形式

お仕事を始める前に、ランサーズ社がクライアントから事前に報酬をお預かりし、業務完了後に受託者に支払う「仮払い」方式を採用しているので、「仕事をしたけど支払いがない」ということになる心配がありません。

システム手数料

2022年10月1日(土)以降、報酬獲得時に発生するシステム手数料の料率は、一律16.5%(税込)になっています。

報酬の支払い日

クラウドワークスでは、報酬の支払いを「15日締め月末振込」「月末締め翌月15日振込」の2回に設定してあります。

サポート

ランサーズは、サポートの手厚さについて、機能が充実しています。
たとえば、24時間365日のサポート体制、未払い防止機能、優良なクライアントを「認証マーク/認定マーク」で可視化、クライアントへの「仕事依頼ガイドライン」準備の啓蒙、匿名の依頼アドバイス機能、福利厚生サービス、専門家による税務のサポート、スキルアップ教育の機会などを提供します。

クラウドワークス(CrowdWorks)【B】

クラウドワークス
出典:クラウドワークス

クラウドワークス(CrowdWorks)

クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。

仕事の進め方

クラウドワークスの仕事の進め方は4種類あります。

案件形式①:プロジェクト形式(固定報酬)
案件形式②:プロジェクト形式(時間単価)
案件形式③:コンペ形式
案件形式④:タスク形式

案件形式①、②:プロジェクト形式は、仕事に応募し、条件合意が取れたら契約に進む形式です。
応募時には実績や経歴などを提出するほか、見積もりを求められることもあります。

プロジェクト形式の報酬の支払い方法は、契約時に金額を決める「固定報酬制」と、稼働した時間に応じて支払う「時間単価制」があります。

案件形式③:コンペ形式は、募集内容に対しての制作物の提案を行う形式です。
ロゴマークやキャッチコピーなどの提案した制作物が採用されれば、報酬を得ることができます。
提案数に上限のないコンペでは、複数の作品を提案することも可能です。

案件形式④:タスク形式は、クライアントの依頼内容に対して、ワーカーの選定や交渉をすることなく、クラウドワークス上で作業を行ってもらい納品を行う形式です。
簡単な作業やアンケートなど単純作業の大量発注に向いています。
集まった作業内容を承認することで、報酬が支払われます。:報酬の仕組み

報酬のタイプは時間単価制と固定報酬制の2つにわかれます。
支払い形式は、ランサーズと同様に仮払い形式です。

システム手数料

システム手数料は以下の通りで、高額報酬の仕事に取り組むことで、手数料が軽減される仕組みになっています。

報酬額システム利用料
20万円超の部分5%
10万円超20万円以下の部分10%
10万円以下の部分20%
タスク形式での場合20%
クラウドワークスのシステム手数料

報酬の支払い日

クラウドワークスでは、報酬の支払いを「15日締め月末振込」「月末締め翌月15日振込」の2回に設定してあります。

ココナラ【B】

 

ココナラ
出典:ココナラ

ココナラ

取引の検索から納品完了まですべてがオンラインで完結するサービスです。

ココナラはEC型で、ウェブサイト制作社が出品者として「ウェブサイト制作サービス」を出品します。

ココナラの評価制度で出品者ランクが上がれば、相場より高値の値段をつけても発注を受けることが出来ます。
この評価は、ココナラエージェントとも連携しており、ココナラの評価の高さでエージェントからの依頼を受けやすくすることも可能です。

ただ単に「ウェブサイト制作します」といった出品内容では、他の出品者に埋もれてしまうので、より専門性を絞った商品の掲載が必要といえます。

専門性について何も思いつかないなら、「ラーメン店専門ウェブサイト制作」「ケーキショップ専門ウェブサイト制作」といったように、自分が知識をもっている分野で絞り込むのも一つの方法です。

報酬受け取りの仕組み

受取可能な売上残高が161円以上となった段階で、出品者メニューの「売上管理・振込申請」より、あらかじめ設定した銀行口座に振込依頼をすることができます。 売上には120日の期限があるので注意してください。

システム手数料

ココナラでは、出品者のサービス手数料は20%(税込22%)がかかります。
売上から差し引かれて振り込まれます。

おひねりシステム

「おひねり(追加支払い)」という、トークルームでのやり取りの途中に追加料金を支払ってもらえる、独特の制度があります。

おひねり(追加支払い)は、トークルームでのやり取りの途中で追加料金を支払える機能です。 例えば、やり取りの中で出品者に追加の作業をお願いするとき、出品者と合意した金額の上乗せ分の支払い手段として利用することができます。

クラウドソーシングの案件は、単価が安い

クライアントの意識も低コスト重視で、「ウェブデザイナーと良好な関係を作ろう」という意識は希薄です。

クラウドソーシングでは、ほぼオンライン上で仕事のやり取りをします。

対面することなく仕事を進めていくので、コミュニケーションを避け、気楽さを求める人には向いているといえます。

また、案件数が多いサービスを使っていれば、受託をしやすいです。

実績を増やすと、ランキングと単価が上がっていくものもありますが、ココナラのほかでは、クラウドソーシングサービスを長く使うのはお勧めしません。

クラウドソーシングでは、一般的な仕事よりも低い単価で受発注をされることが多く、クラウドソーシングでばかり仕事の受発注をうけることはお勧めしません。

仕事の切れ間に、つなぎのような使い方をした方がよく、「どうしても今月5~6万円足りない」という状況で利用するなら「あり」だと思います。

クラウドソーシングのまとめをしておこう。

クラウドソーシングのオススメは、案件数の多いランサーズクラウドサービス
単価は低いので、実績獲得と、つなぎの仕事として使うことをオススメします。

自分のサービスを売ってみたい人にとって、ココナラは、初心者以外の経験者にもオススメできるサービスです。

仕事検索サービスの案件一覧

求人サイトでは手軽に検索できるため、求人サイト上で魅力ある案件は、応募が殺到して競争率が上がります。これはクラウドソーシングと同じです。

競争の中で選んでもらうには、ポートフォリオや経験、得意分野などアピールの仕方が大事になってきます。

ウェブデザインの業務委託を募集している求人サイト

ウェブデザインの業務委託を募集している求人サイトを紹介します。
(リンクは、ウェブデザイナー向けの絞り込みがされています。不要でしたら検索条件をクリアしてください)

求人サイト一覧

求人ボックス【A】
→「Webデザイナー 業務委託 フルリモート」の検索結果です。

スタンバイ【A】
→「業務委託 ウェブデザイナー」の検索結果です。

indeed(インディード)【A】
→「フリーランス Web デザイナー」の検索結果です

find-job【C】
→「HTMLコーダー ウェブデザイナー」の検索結果です。

・リクナビNEXT【D】
※リクナビNEXTは正社員雇用の案件がほとんどです。

※【D】以下のサイトについてはリンク不掲載です。

なおこの【A】~【E】の評価基準はウェブデザインの案件数を基準にしており、内訳は次の通りです。

【A】ウェブデザイン案件が多くオススメ(案件数1000件以上)
【B】ウェブデザイン案件がわりと多め(案件数500件以上)
【C】ウェブデザイン案件がいつみてもあるので、まあまあオススメ(案件数100件以上)
【D】ウェブデザイン案件がごくわずかしかないため、登録する価値が少ない
【E】ウェブデザイン案件が全くないサービス

案件の価格は、相場観としてはクラウドソーシングに近い、低めの価格に落ち着いている印象です。

出向する案件だと、高めの案件もあります。

仕事検索サービスは、求人ボックススタンバイindeed(インディード)の3つから探すとよいでしょうね。

ネットで探したweb制作案件の相場はどうなっている?

ここまで、エージェントサービス、相見積もりサービス、クラウドソーシング、仕事検索サービスと紹介しました。

価格で検討するのであれば、エージェントサービスは、高単価の案件が多いです。

たとえばレバテッククリエイター のWebデザイナー案件は、月単価で最高95万円、最低が13万円です。複数の案件があるのは40万円台から55万円台で、45万円台と50万円台のものが多くなっています。

相見積もりサービスは、相見積もりで価格競争が起こるため、安い見積もりを出した会社に流れてしまいがちです。
しかし、強い専門性がアピールできれば、高単価の見積もりを出してもとれるようになります。

クラウドソーシングのサービスは、一般の案件単価の1/3~1/10のものが多い印象です。
ココナラ以外のクラウドソーシングは、なるべく早く卒業するのを目指してください。
ココナラも、ご自身の事業として成立させるためには、専門性だけでなく、サービスの独自性やアピール力が求められます。

フリーランスで長くやっていくことを視野に入れた場合、まずは実績を積み重ねるのが王道です。
エージェントサービスからいつでも仕事を紹介してもらえるくらいの十分なキャリアをもつことが、
ウェブデザインの仕事を続けるうえでの保険となります。

本記事はネットで仕事を検索して探すことをメインにお話をしていますが、
売上を増やし、単価を上げていく方法については、また別の記事で紹介します。

ネットで探したweb制作案件に応募する準備

これから紹介する内容は、どれも基礎的なことですが、とても大事なことです。

「改めて聞くことではない」と思う方がほとんどかもしれませんが、おさらいとして確認してください。

評価されるポートフォリオを用意しよう

ポートフォリオに公開するべき内容をおさらいしておきましょう。

ポートフォリオはフリーランスのビギナーだけが書くものではありません。

「忙しくて4、5年更新していない」とう方がとても多いですが、ご自身の単価を上げる戦略としてポートフォリオは重要です。

ネットで営業するなら、ポートフォリオは紙よりウェブで用意しましょう。
(アナログ営業では、わざと印刷したものを客先に置いて帰ることもありますが、それはまたの機会にお話しします。)

作品を通して「自分が何をできるか」をアピールする

ウェブデザインには多くの人がかかわることがあります。

ポートフォリオに掲載する作品には、デザインしたページのキャプチャを張るだけではなく、どんな仕事担当したかをすべて書きます。

「【担当】デザイン、コピーライティング、HTML、CSS、JavaScript、SEO対策」
といった内容です。

何を担当したか、という情報は、
「Webサイトのコーディングしかできないのに、LPのデザインを受注した」というミスマッチをなくすためにも必ず書いておきます。

やる気がない案件を引き受けてしまうと、自分も相手も不幸です。

また、ポートフォリオには、コンセプトや工夫した点もあわせて書いておきましょう。

「課題解決のためにしたこと」で独自性を出す

そのほか、各作品のコメントとして、「お客さんの課題解決のために自分が何をやったか」を書くと、ユニークさをアピールできます。

たとえ単価が低い仕事でも、「お客さんの悩みを解決するために何をするか」を考えて仕事をしていくと、ポートフォリオは充実してきます。

「5000円の案件だから、これはポートフォリオに載せられないな」
という抜いた仕事の仕方をするのではなく、
「5000円の案件でしたが、クライアントへ潜在的な課題の確認と解決方法を提案したことにより、コピーライティングにもかかわることが出来ました」といったポートフォリオだと、単価の低い仕事でも目を引きます。

商業デザインとは、つまりは、デザインを通した課題解決です。

デザインが売り上げを伸ばし、デザインがアクセス数を伸ばし、デザインがお客さんの働く環境を楽にします。

「課題解決のために自分が何をやったか」を記載したポートフォリオの充実が、1年後、2年後の自分の単価を上げることにつながります。

デザイン力をアピールする場合は、複数のテイストを掲載する

デザイン力の高さで独自性を出していこうと思うのであれば、いろんなテイストの作品がポートフォリオに掲載されるようにします。
クライアントからの「こういうデザインにしたい」という要望に、柔軟に答えられるデザイナーは強いです。

「かわいい系」、「かっこいい系」、「元気なもの」、「高級感があるもの」、「ビジネス調のもの」、「デジタルっぽいもの」といったように、幅の広いテイストを掲載掲載するポートフォリオがあれば、継続して依頼を受けけられるようになります。

プロフィールページを用意しておこう

作品を乗せるだけでなく、プロフィールページも用意しておきましょう。

ネットで仕事を取りに行くときは、ポートフォリオとメールの文面以外には、その人を理解するツールがありません。

自分の経歴や得意分野、習得した技術、今後の活動予定について記載しておくと、相手に自分のことをわかってもらえるし、

自分と合わない人を遠ざけることもできます。

自分の商品価値をあげるために、ポートフォリオはいつでも最新のものを掲載しよう

応募するためのの最低限のマナー

マナーについて事細かにおつたえるする記事ではないですが、案件受託に必要なマナーとして、
メールを送るスピードのことをおさらいしr手置きましょう。

メールを送るスピード

メールをもらってからの返信は、早い方がいいです。

案件が決まるまでのメールの返信は当日中に行います。どんなに遅くても24時間以内です。

仕事に応募するとき、やる気はスピードで見せることが効果的です。

仕事の応募時や、継続的な仕事をしたい会社との最初の仕事は、サッカーでいえば点を取りに行く時間帯です。
テンポアップしましょう。

発注者は自分のどこを見ているかを知っておく

自分ひとりだけでは仕事は成り立ちません。

受託率を上げるために、メールのやりとり以外で気を付けておくことを第三者目線で考えてみましょう。

スピード感が合うか

制作会社や広告代理店からは「過去の作品はどれくらいの期間で作成されましたか?」
と聞かれます。
これは、「あなたの制作スピードはどれくらいですか」ということを聞いています。

フリーランスのウェブデザイナーは、メール対応だけに限らず、スピードが命です。

といっても、バタバタ働いている人がほしいのではありません。
クライアントはスムースに効率よく働いている人を探しています。

バタバタ感がある人は敬遠されます。

つまりは、フレームワークやライブラリを使えて、ツールのショートカットなどを使い、
効率的に仕事をしている人が求められます。

フリーランスも、バタバタせずに早く仕事をしている人は、早い人同士でつながりあっています。

そんな人を見つけて、工夫をまねていくことで、自分も仕事が早い人になっていけます。

実績が十分あるか

実績があることは、仕事の安全性の担保です。

実績を積み重ねていない人は、相手にしてもらえないことが多いです。

それが悔しいなら実績を増やすしかありません。

逆に言うと、実績さえあれば、悔しい思いをすることは減ってきます。

特に駆け出しの時期は、実績の積み重ねに集中するべきでしょう。

費用対効果があるか

少し先の話になる人もいるかもしれませんが、そのうち仕事が途切れないようになったら、
次は単価を上げていかなくてはいけません。

単価を上げていくためには、お客さんからみた費用対効果を上げていきます。

「出来が悪いサイトが低単価で、出来の良いサイトは高単価です」という評価軸しかないと、いずれ必要とされなくなります。

「丁寧に良いものを作る」以上の価値を提供できないと、多くのお客さんから安さを取られるようになります。

「ないよりはあった方がいいから、ウェブでも作っておくか」という価値しか感じていないウェブは、1万円でも高いと思うでしょう。

そこで「ウェブデザイナーをバカにしている。コーディングに何時間かかるか、仕様変更がどんなに大変か知っていますか」と伝えることは、クライアントにとっての価値ではないのです。

でも一方で、お客さん側からみたら、他の人にはできないような課題を解決してくれる人には高い単価を支払います。

世の社長さんは、払った以上の効果があると納得した場合は、高くても払う人が多いのです。

ここに、単価を上げていく工夫があります。

「御社の課題を解決するためにはこのデザインがよいと思いますが、どうしますか?」と提案できるのが、クライアントにとってお金を払ってみいと感じる価値です。

お客さんに刺さる提案力をみにつけて、より価値の高いウェブデザイナーを目指してください。

ネットでウェブ制作案件を探すことについてのQ&A

ウェブ制作を続けていく上でのQ&A
ウェブ制作を続けていく上でのQ&A

ネットで探したweb制作案件が取れないときの対策は?

仕事が取れなければ、ポートフォリオを見直します。掲載数か質のどちらかに問題があるといえます。

優先するべきは量です。

たとえば、ウェブデザイン学校から提出義務として用意された課題をこなしただけでは、圧倒的に量が不足します。

少なくとも、4、5個の受託案件は掲載するべきですし、全体として10個の作品は掲載するのが最低ラインです。

また、ネットだけが仕事を得る方法ではありません。

別の記事では、ネット以外(SNSも含めて)で案件獲得をする方法について記載しています。

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この記事では、フリーランスの目指すべき方向のヒントも書いています。

その先を目指すのであれば、まず、受託案件を増やすことを優先してください。

web制作は副業向きで稼げない?

これはまったく違います。

いま、中小企業が売上を伸ばすのに一番効果的なのは、ウェブサイトを利用して集客することです。

この方法は、毎月の売上の予測が立てやすく、また、工夫によって売上を伸ばしやすいのです。

webのほかの営業方法で、計算が立ちやすく、工夫がしやすい分野は、ほとんどありません。

KPI、ペルソナ、サイト構造、デザイン、ライティング、SEO、リスティング広告、MEOと計画的に積み上げて構築したウェブサイトは大きな効果を発揮します。

デザインだけでも、リニューアルによって問い合わせが2倍、3倍になったという例はいくらでもあります。

効果があるものだったら、人は対価を払います。

年商1000万円を超えて稼げる人は「社長、リニューアルで今の2倍以上売れるようになったら、毎月売上から〇%をください。」といった仕事の取り方をします。

経験を重ね、課題解決の提案ができるようになれば、1000万円の壁を越えて稼げるようになります。

稼げないのは、単に「作業マン」として目先の仕事をしていて、そこから先の未来を描けていないからです。

web制作はオワコンで続けるべきではない?

先ほどの話と関連する質問です。

コーディングをやっているだけの人は、オワコンになる可能性が高いです。

デザイナーも、自分なりの課題解決への創意工夫がなければ、オワコンになる可能性が高いです。

「商業デザインとは、つまりは、デザインを通した課題解決です。」とお伝えしました。

コーディングしなくても「ペライチ」のサービスを使えばウェブサイトが制作できます。

でも、課題解決のコンサルティングは、ペライチにはありません。

ここにウェブデザイナーの存在意義があると思います。

ネットで探したweb制作案件の受託率を上げる取り方は?

単に「作業マン」として作業をし、お金を受け取る時代は終わります。

でもまだ経験が少なくて「毎月の売上から〇%をください。」という提案をするのが難しい人もいるでしょう。

そんな方は、個人として地道にスキルアップをしましょう。

HTML/CSS等の技術を勉強するのが無駄になったわけではありません。

以下に紹介するスキルは、その全部を一人で学ぶものではないですが、それぞれ専門性を高める価値があるものばかりです。

スキルアップを続けて専門性を高めていけば、受託案件で年商1000万円までは伸ばすのは不可能ではありません。

自分の目的にあったスキルを高めていきましょう。

習得するべきスキル(1):コーディング・WordPress

コーディングが爆速の人は重宝されます。

重宝されますが、やがて価値が下がるスキルです。

筆者は、この道だけを極めることを奨めません。

コーディングスキルを拡張して、PHPとWordPressに対応できると、より単価が上がります。

WordPressに対応するのであれば、ぜひサービスのコンサルティングも提案できるようにしてください。

WordPressがあると、サイト構造の拡張がより簡単にできます。
これは中小企業に活力を与えます。

お客さん「こんなサービスを始めたい」と企画したとき、WordPressがあるとサービスを追加しやすくなります。

別の視点で見れば、WordPressを通してあなたが他社の経営にかかわることが出来るきっかけが作れるのです。

習得するべきスキル(2):Webデザイン

デザインの領域は、「やりたい」という希望者が多く、競争率も高いです。

たくさんいるデザイナーの中で、たった一人で幅広いテイストを表現できるようになれば、
クライアントはあなたに声をかけやすくなります。

その積み重ねを通して、あなたは「クライアントのイメージを実現してくれる、頼りがいのある人」になれます。

頼られる人材になっていくには、デザインのテイストの引き出しを増やし、制作スピードを高める必要があります。

これは、独学で、すぐれた作品を探し、コピーすることによって多くを学習することができます。

もし基礎が足りていないと感じるのであれば、スクールで改めて学びなおすのもよいでしょう。

習得するべきスキル(3):UI/UXデザイン

Unityなどゲーム開発の分野ではUI/UXデザインを設計できる人が不足しています。
UI/UXデザインの担当者には、高給を支払われています。

インターフェースやサービス全体の設計ができると、尖った存在になりやすいです。

UI/UXデザインの考え方は、ウェブデザインと比べて原理は変わらないです。
「業界が違うから」とひるむ必要はありません。

もちろんゲームやアプリに興味があればですが、ゲームやアプリにも対応できるようデザインの経験を増やしていけば、
より高単価な案件を獲得しやすくなります。

習得するべきスキル(4):ディレクション

ディレクションは、自分以外の誰かに働いてもらうことです。

大変なところは、働いてもらう誰かにゴールを正確に伝え、やる気を出してもらうことです。

エクセル表のスケジュールだけ見ていてもうまくいかず、変化に気づき確認を繰り返す細やかさが求められます。

人付き合いのコミュニケーションスキルが必要となる分野です。

ディレクションの経験を増やすには、Web制作会社で2、3年働くと、より多くの経験が得られるでしょう。

ディレクション業務の仕事は多いので、安定を求める人には向いています。
しかし、ディレクション業務だけを受託して高給を貰うには難しい分野です。

大きな案件を受託し、自分でメンバーを組織して仕事を進める力がつくと、リスクも伴いますが、大きな収入を得ることが出来ます。

習得するべきスキル(5):JavaScript

JavaScriptを使えるようになると、受託できる案件の幅は広がり、単価も上がります。

エンジニアの範囲・領域に踏み込むので、常に最新情報を習得する必要があります。

JavaScriptの仕事をするために職種を変える必要はありません。
JavaScript等のプログラミングとWebデザインのどちらもやっている人はたくさんいます。

仕事の内容もより責任が増えますが、5年目くらいまでは実績が増えれば増えるほど単価が上がっていく、わかりやすい分野です。

何でもできるより、とがった方が覚えてもらえます

5つのスキルを紹介しましたが、その全部をできるようになる必要はありません。

むしろ、全部をやろうとするのはおススメしません。

どれもちょっとだけできる」というのは、フリーランスのあなたにとってマイナスに働きます。

どの商売でもそうですが、「何でもできます」という人は覚えてもらえません。

どこにでもいる「その他大勢の一人」になってしまうからです。

仕事を発注する人は、専門性があり、そこにこだわりがある人と一緒に仕事をしたいのです。

たとえば、仕事を発注する側の人間が、WordPressの案件を誰かに振ろうとするとき、
「あ、あいつに電話してみよう!」と思われる人になることが、フリーランスが生き残る道です。

WordPressじゃなくても、自分が選んだ専門分野で思い出してもらうことを目指しましょう。

ただHTMLコーディングができるというより、そんなこだわりを持った方が生き残れます。

まとめ

本記事では、フリーランスのウェブデザイナーがインターネット上で案件を検索するときに見るべき、
「ウェブデザイナー案件」が掲載されているサービスを紹介し、解説しました。

クラウドソーシング、相見積もりサービス、仕事検索サービス、エージェントサービスを紹介しました。

フリーランスはスキルアップに一番時間をかけるべきです。
仕事を探すのに時間を使いすぎてはいけません。

ウェブデザイン案件が掲載されてないサービスをうろうろする時間は、まったくの無駄な時間で、頭も疲れます。
そんな風に時間を使ってほしくありません。

だから、インターネットの仕事を探すときは、時間短縮のためにこの記事を活用してもらえると、うれしいです。

このブログ全体は、フリーランスのウェブデザイナーで2年目を迎えた人に、収入を増やす方法をお伝えしています。

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こんぶだし茶

こんぶだし茶といいます。フリーランス歴18年目です。 ウェブデザイン制作を行いつつ、3年前に認定経営革新等支援機関に登録されてからは個人事業主の経営支援を行っています。 このブログでは、ウェブデザイナー2年目以降の人に、フリーランスがお金を残していくための仕事の仕方をお伝えしています。 フリーランスにとって最も大事な「売上をアップさせる方法」のほか、確定申告、フリーランスのための融資、NISA、iDECO、補助金といったことが主な内容です。

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