仕事の取り方

フリーランスのWebデザイナーが単価を上げていく方法を解説

フリーランスのWebデザイナーが単価を上げていく方法

こんにちは。こんぶだし茶です。

フリーランスのWebデザイナーとして独立したけど、どうやって収入を上げていいかイメージがわかずに悩んでいませんか?

この記事ではWebデザイナー(ウェブデザイナー)のフリーランス2年目以降の方を対象に、
他のWebデザイナーの収入がどれくらいなのかということと、自分が他のWebデザイナーと同じレベル、もしくはそれ以上に稼ぐために何をしたらいいのかを解説します。

ただし「私はたくさん稼ぐ工夫はしたくない」という方はこの記事は参考にはなりません。
クリエーターにあこがれる未経験の人には、今後のこととして役に立つかもしれません。

なお、この記事は、フリーランス歴18年目のこんぶだし茶が、自身の経験をもとにまとめたものです。

Webデザイナーっていくら稼げるの?

「そもそもWebデザイナーという仕事はどこまで稼げるのか?」
「稼げるとしたらどんなことを知ればいいのか」ということに興味があるかと思います。

まずその点を順番に解説します。

フリーランスwebデザインナーの年収

Webデザイナーのフリーランスの年収は、およそ300万円と言われます。
一方で、活躍している人の中には、年収1000万円を超える人もいます。

請負業務をしているフリーランスのwebデザイナーにとって、年収1000万円を超える人は珍しくありません。
都会では地方よりも単価が高く、それから仕事量も多くあります。

「この人は仕事が任せられる」と評価されたら、体を壊さないかぎりは年収1000万円を超えることは現実的です。

「地方では無理なのか」と思われた方も、地方でも1000万円稼ぐことは可能です。それはこの記事の後半で解説します。

フリーランスの時給はおよそ2000円

フリーランスの仕事では、業務委託を受けることになりますが、業務はざっくり2通りの仕事の仕方があります。

時給で働く「準委任型」の働き方と、期日までに成果物を完成させ納品する「請負型」の2種類です。

準委任型の時給はおよそ2000円。
経験が少ないとそれを下回る時間給になることもあります。
エージェントサービスの求人に募集することがおもな仕事の探し方です。

請負型で仕事をするフリーランスの仕事に時給換算はありません。
請負型の仕事の時給は、自分で決められます。

請負型では、5万円の仕事を10時間で終わらせることができれば、時給は5000円ですが、100時間かかってしまうと、時給は500円です。

効率よく、集中力をもって仕事ができる人が、フリーランスで長くやっていけます

バタバタせわしなく働くのが求められているのではありません。
たとえばPhotoshopのアクションを使って自動処理ができるようになると、10時間かかる仕事がアクションの制作時間を含めて2時間で終わります。
これで時間効率は5倍です。

SassEmmetを使えるようになると、コーディングスピードは3倍、4倍と圧倒的に早くなります。

請負型の仕事で年収1000万円までは伸ばしていけます。
準委任型だと、500万円くらいが上限です。

なるべく安定して稼ぎたいという希望を持つ人は準委任型でバイト代や給与をもらえる仕事がいいでしょう。
効率化を追求してたくさん稼ぎたいという人にとっては、請負型の仕事の方が高額報酬を得る可能性があります。

ただし、高額の収入を得ることは、それだけ責任も非常に大きくなります。

Webデザインは副業でも稼げる?

「Webデザインは副業でも稼げますか?」と聞かれますが、これは「稼げる」の定義にもよります。

副業で収入を得ることは可能です。金額は関係なく、なんらかの収入を得ることが「稼げる」の意味であれば、はい。副業でも稼げます。

ただし、「Webデザインを副業でやって毎月10万円稼げますか?」というと「難しいな」という印象を持ちます。

仕事募集サイトで請負制作に応募し続けているうちは、収入は定まりません

基本的に、安定収入を得るためには固定客を得る必要があります。
しかし、副業だと固定客を捕まえるのが難しいのです。
(もちろん、副業としての収入に波があることを理解したうえで、それでも副業で請負制作をやりたいという理由があれば、それがあなたにとっての正解です。)

Webデザイナーという職種で、毎月10万円を稼ぐ可能性があるとすれば、準委任型です。
エージェントから仕事を紹介してもらって、週2日準委任として働けると、副業でも安定した収入を得ることができます。

ただし、平日働いて、土日も決まった時間働くのはオーバーワークになりやすいので、慎重に仕事を選ぶようにしてください。

フリーランスのWebデザイナーという働き方

フリーランスのWebデザイナーという働き方

筆者は雇われることなくフリーランスになりましたが、豊富な実務経験を積んでフリーランスのWebデザイナーになった人にとっては、日本での社員としての働き方と今のフリーランスの働き方は、それぞれどのように見えるのでしょうか?

会社員と比較してフリーランスはどうか?

給与面でいうと、会社員としてのウェブデザイナーの平均年収は400万円相当。
フリーランスの平均よりも若干高い印象があります。

また、会社員として働くと、社会保険に加入できます。
社会保険には厚生年金が含まれていて、厚生年金に加入することは、フリーランスよりも老後の年金を増やします。
安定した生活の基盤を作りたいと考える人にとっては、正社員として仕事をするのがオススメです。

フリーランスが年収およそ300万円と考えると、会社員としての働き

一方で、会社員として勤めながら年収1000万円を超えることは不可能に近いです。

生活面でいうと、会社員は出社が強制される、人付き合いが限定される等、就業時間内の自由が奪われます。

ウェブデザイナーは自由である反面、金銭面で不安があります。
いかに安定的に稼ぎ、稼いでいる間にどれだけ複数の収入源を作れるか、というのがフリーランスの課題といえます。

フリーランスWebデザイナーのメリット&デメリット

フリーランスの良いところは、収入面だけではありません。
メリットとしては次のことが上げられます。

メリット

がんばっただけ収入が増える。
仕事内容も自分で企画できる。
時間の拘束がないため、平日に休むことも可能。
通勤の必要がないのでどこでも働ける。
決まった時間働く必要がない。

デメリットとしては次のことが上げられます。

デメリット

収入が安定しない。
失敗したときに守ってくれる会社がない。
確定申告など全部自分で行う必要がある。
スキルの高さが前提となる仕事なので、勉強を続ける必要がある。
請負業務で継続的に受注するためには、日本人的な気遣いも必要。

この記事では主に収入面をどう上げていくかについて解説していますが、
フリーランスのプラスの面はそれだけではありません。
「まず精神面が社員であったときより健康になってよかった」という人もいました。

フリーランス2年目の人は、メリットもデメリットも分かった上でフリーランスになっていると思います。
では次に、どうやったら生活と仕事を向上していけばいいのでしょうか。

稼げるとしたらどんなことを知ればいいのか

稼げるとしたらどんなことを知ればいいのか

ここより後半は、フリーランスで請負業務をやって収入を上げたい人に向けて話を進めます。

まず、「そもそも稼ぐ方法がわからない」「収入を上げるために何をすればいいか分からない」という方のために、請負業務で単価の高い案件がどこにあるかということと、安定して働くために何をしていけばよいかを解説します。

稼げる案件はどこにあるのか?

稼げる案件を選んでいくことが収入アップにつながります。

稼げる案件はどこにあるのでしょうか。

単価を上げる方法3つの項目を紹介します。

大量の作業が必要な案件

単価を上げる方法の一つ目は、大量の作業を一度に引き受けることです。

HTML・CSSコーディング200ページなど、わかりやすく大量作業をする案件は、つらいですが稼げます。

広告代理店や制作会社の「誰でもいいので外注して間に合わせたい」という要望から出てくる仕事が多く、その仕事のほとんどは短納期です。

効率的に作業しないと間に合いません。

フリーランスが最初につらい思いをするのが、この大量の作業案件ではないかと思います。

つらい反面、スキルがそこそこだと受託できます。

もしこのスピード案件が自分の性格にあっていて、継続して受けられるようになれば、仕事は継続してお願いされるようになるので事業は成長させやすいです。

大手企業の案件

大手企業の案件だと単価が高いです。
大手の企業はウェブサイトのことをよく理解しています。
そのため予算も確保しているし、打ち合わせ等のコミュニケーションも円滑に進められることが多いです。

実は2、3年目のフリーランスでも名の通った企業の案件を広告代理店から依頼されます。
そうした有名企業の案件から実績を積み重ねていくと、やがて大手企業の案件を直接請けることもできるようになります。

大規模なプロジェクトになることが多く、他の人との連携も必要になってきます。

高い技術を必要とする案件

高い技術を必要とする案件も、単価が高い傾向にあります

たとえばランディングページでも高度なデザイン能力、コーディングスキル、JavaScriptの知識を必要とするものがあります。

CSSの難易度が高いものを手早く制作してくれるデザイナーの単価は高いものになります。

ランディングページについて話を続けると、コンバージョン率が高い文章構成を作れるライティングスキルも単価が高いです。
これまでの実績を数字で表示する必要があります。
たとえば、
「私がライティングしたA社のLPのコンバージョン率は10%で、これはLP全体のコンバージョン率の5倍です。」
と言えると、相場より単価を上げて交渉することができるでしょう。

もちろん、こうしたノウハウを日ごろの仕事で蓄積しておく必要があります。

安定して稼ぐための工夫

請負業務で安定して稼ぐためには、仕事が継続して依頼されるポジションにいる必要があります。

バスケでもサッカーでも、ボールが来ないところにいてもパスは来ません。

ボールを任せても大丈夫と思わせる能力を示すことと、パスが来る場所にいることが大事です。

「ボールを任せても大丈夫と思わせる能力」は勉強と実績作りです。

「パスが来る場所にいること」はネットワーク作りです。

勉強とネットワークづくりの力加減はは9:1くらいの比率でいいと思いますすが、まったく誰とも会わないポジションにたっていても仕事がきません。

制作会社・広告会社から仕事を受ける

クラウドソーシングやエージェントからの仕事頼みでは、年収を上げるのに限度があります。

最初に目指すのは、制作会社・広告会社から継続的に仕事を受けるようにすることです。

制作会社・広告会社のディレクターはたくさんの仕事を任されて、外注先を探しています。

外注先を探すときに、担当者から「あの人に電話してみよう」と思わせることができれば、仕事が受けられるようになります。

コツは、小さい仕事を任されても一所懸命やることと、納期に必ず間に合うことです。

広がりのある人と付き合う

制作会社・広告会社以外にも、仕事を抱えている人がいます。

ディレクターにもフリーランスがいます。そんな人と交流を深めるとよいでしょう。

「仕事を下さい」とガツガツいくのは人によって敬遠されますが、
「売れるようになりたいんでポートフォリオにアドバイスもらえませんか」と話しかけるぐらいのアピールは必要だと思います。

フリーランスのWebデザイナーとして稼ぐための法人化

法人化は節税についてメリットがありますが、案件を受託することにも活用できます。

大手の案件を引き受けるとき、「個人事業主だと依頼できない」と言われることがあります。

継続的に大手の案件を引き受けるのであれば、法人化することをオススメします。

しかし、法人にも、法人住民税(7万円~)が発生します。
法人で稼ぎがないと、この7万円が負担となるので、
安定的に稼げるビジネスプランができてからでも遅くありません。

どういう人が収入を上げている?

収入を分けるのはスキルの高さとコミュニケーション能力の2つといっていいでしょう。

まず実力があるのは前提となります。
実力というのは、まずは納品までの速さで評価されます

コミュニケーション能力も求められます。
コミュニケーション能力というのは、つまりは、仕事を依頼してくれた担当者をどれくらい助けるかということです。
担当者に変わってディレクションの仕事をするということではありません。

担当者にとって恐怖なのは、「仕事が間に合わないこと」
「あとでわかって上司やクライアントから怒られる事案が発生しないこと」
です。これらを意識して仕事をしてくれる人は、次もお願いされやすくなります。

さらに、
「あとあと面倒になることを回避してくれること」
「担当者の時間に配慮してくれること」
といった気遣いができれば、信頼関係を作ることができます。

配慮していることが伝わると人間として好かれます。

フリーランスWebデザイナーは単価を決めておこう

仕事に慣れてない感が出てしまうと、依頼する側は「この人に頼んで大丈夫かな」と心配します。

最初の相談を受けてから、工数をお見積もりを出して、契約を結ぶまでの流れはスムーズに行いたいところです。

「見積書は2、3日後に提出します」という人が多いですが、自分一人でできる仕事であれば即日で出すくらいのスピード感を出していきましょう。

見積もりは、エクセル表やワードで作るより、クラウドサービスのmisocafreeeを使って作成すると送信や発注の管理が楽になります。
これらのツールは無料でお試しできます。

自分の単価の決め方

見積もりを出すためには、料金表を作って「自分の適切な価格はこれくらい」という明確な基準を持っておきましょう。

基準は「自分の時給をいくらにするのか」という考え方をすると決められます。

時給1000円で働くなら、10時間で終わりそうな仕事の見積額は1万円です。
時給4000円で働くなら、4万円です。

相場は2000円ですが、これにこだわる必要はありません。

時給4000円あたりになると、請負業務だけで年収1000万円という収入が見えてきます。

フリーランス デザイナーの料金表一例

料金表を公開しているウェブサイトを参考に、料金の相場をご紹介します。

値段に上下の開きがあるので、あまり参考にならないかもしれません。

しかし、自分の値段を決めてポートフォリオサイトに記載しておくと、ディレクターさんがあなたに相談しやすくなります。

料金を表示したくない人もいます。
それはそれで、いいと思います。
たとえポートフォリオサイトに料金表を出さないとしても、手元に料金表を作って持っておきましょう。

ちなみに、もしもポートフォリオサイトがなければ今すぐ準備しましょう。

ウェブサイト制作の費用・料金相場

SEO対策、進行管理(ディレクション)は1案件あたりの費用です。

トップページ30,000〜150,000円
下層ページ 1ページあたり8,000〜70,000円
メールフォーム10,000〜100,000円
LP(ランディングページ)60,000~600,000円
コーディング 1ページあたり 10,000円~100,000円
SEO対策 1案件あたり10,000円~10,000,000円
進行管理(ディレクション) 1案件あたり10,000円~1,500,000円

ほかにも、業務を受け付けるのであれば、バナー、ロゴデザイン、地図作成、CMS導入、ECサイト制作等の費用を決めて、ポートフォリオサイトに書いておくといいでしょう。

SEOや進行管理はページごとに設定しづらいので、案件ごとに必要な時間x時給で計算する必要があります。

バナーなどの画像案件は、高単価にすることは難しいですが、PhotoshopやIllustratorなどのツールを習得するのに向いています。

ポートフォリオに料金表を載せるメリット

ポートフォリオサイトに仕事内容と値段を書いておくことで注文が来ることがあります。

その注文は、ポートフォリオサイトに書いておかなかったら発生する可能性はありません。

できないことを書いておく必要はありませんが、できることがあれば、料金表に載せることをオススメします。

安く受けすぎないようにしよう

たとえばランディングページの費用相場は60,000~600,000円と書いていますが、コンバージョンに結びつく良い結果を出すためには予算として50万円は必要ではないかと考えます。

テンプレートを使うと6,7万円で作れますが、楽しくないですし、経験も蓄積されません。

それから、競合の調査などをすっとばして作ることもできますが、コンバージョンしないページを安く作っても意味がないし、これもやっていて楽しくありません。

経験を積んでいくと、ランディングページの制作は楽しいものになりますし、高い費用をとれるようになります。

どうしても安い制作費で受けるのであれば、「目標売上額を超えたら売上額の〇%を追加報酬としてもらう」という交渉をしてみてください。

単価を上げていくために必要なこと

単価を上げていくために必要なこと

「じゃあ、自分は時給5千円でやっていこう!」と決めても、他の人がそのお金を出したくないと思っていたら、注文は来ません。

かといって、「自分の時給は何年経っても800円です。」と決めてしまうと、仕事は来ますが、いつまでもカツカツの生活をつづけなければなりません。

単価を上げていくのには、思い切りが必要です

「自分の単価を上げていくのが怖くてできない」という人がほとんどです。
自分で上げられない場合は、ウェブに詳しい別の人にあなたの値段を決めてもらってください。
値段の決め方は、将来を左右するので本当に注意が必要です。

安さで依頼していたお客さん(クライアント)が離れてしまうのは、仕方がない部分があります。

お客さんが離れてしまうのが不安であれば、それ以上にお客さんがつくように勉強をしていくしかありません。

では、どんな勉強をしていくといいんでしょうか?

マーケティングの視点から提案できると単価を上げやすい

多くのWebデザイナーが、「安い予算だとクオリティーもそれなりですよ。
ある程度のものを作るには、それなりの予算が必要ですよ」といった営業トークをしていますが、
筆者は、この話し方はあまり効果がないように感じています。

これで商談が成立したとしても、お客さんは「見栄えが悪いのは嫌だしな」と思ってしぶしぶお金を出すことになります。

それよりは、「そんなにいいものなら、ぜひお願いします」といって依頼された方が、作る側もやる気が出ますよね?

ぜひお願いしますと言われるのは、たとえば、
「うちは競合分析とペルソナ設計をしっかりして、効果的なウェブサイトを設計します。
よそでは前年比300%の問い合わせをいただいた例もあります。
この手法を御社でもやってみないですか?」
といった提案や、

「SEO対策は早ければ半年で費用が回収できて、回収した後は収益も増えるし認知度も高まります」
というようなトークだと、お金を払ってもらいやすいです。

もちろん、このようなことが言えるようになるためには、仕事の結果を把握しておく必要があります。

世の社長は「払った以上に効果がある」ということを納得すると、高額でもお金を払います。

自分の単価を上げていくために、ぜひこういった観点でWeb制作が提案できるようにしてみてください。

スキルを磨く

「僕はあんまりトークはうまくないし、マーケティングも苦手だな。」
という人は、単純にスキルを磨いていくことでも単価を上げていくことができます。

スキルが高いと、誰にでもわかるので、評価されやすいです。

カラーミーやShopify等を使ったECサイトの構築ができる。
WordPressを運用し、高度なカスタマイズができる。

こういったスキルを身に着けていくと、自分の単価を上げていくことができます。

この「フリーランスの経営レベルアップ講座」のブログでは、JavaScript言語を使ったライブラリであるReact.jsのスキル取得をイチオシしています

Webデザイナーのコーディングスキルを活かすことができ、また案件が高単価であり、さらに日本語でも学習しやすいです。

React.jsの案件が受託できるようになると、年収1000万円は夢ではなく、現実的な目標となります。

立ち位置としては、デザイナー兼エンジニアというポジションです。

専門性の高いスキルは希少価値があり、存在感を出すことができます。

仕事の方からあなたに集まってくるようになるのです。

ポートフォリオサイトに実績を載せる

マーケティングの知識やReact.jsの実績は、今日明日できることではありません。

学習したことを身に着ける期間と、実践する期間が必要です。

ある程度の月日がかかります。

では、単価を上げるために今からすぐにできることはないでしょうか?

今からすぐにできることは、受けた仕事をポートフォリオサイトに載せていくことです

これまでどれくらい意欲的に作品を作り、仕事を受けてきたかが仕事を依頼する側の判断材料となります。

さらに、可能であれば仕事を依頼した側の感想を載せるようにしてください。
たとえばランディングページでは、お客様の感想を掲載するとコンバージョン率が上がります。
そのためランディングページにはお客様の声を載せるのが定石です。
このことを知りながら、自分でも取り組んでいるフリーランスは極めて少ないです。

あなたの仕事も、お客様の声があれば、発注されやすくなります

感想をもらうのは勇気が必要ですが、やることは、簡単です。

案件の納品完了したら、担当者へ請求書を送ると同じタイミングでアンケートフォームを送ります。
そして、「もしお時間があればポートフォリオ内に掲載するアンケートにご協力ください」と案内するだけです。

送ってくれた人の中から、好評価のものだけを掲載します。

仕事の感想がポートフォリオサイトに掲載されるようになると、次にあなたに仕事をお願いする人の安心材料になります。

プロフィールを考えよう

ポートフォリオサイトには、プロフィールページも用意しましょう。

制作会社のディレクターが仕事を発注する人を選ぶときに、あなたのポートフォリオサイトを確認します。

何人かのポートフォリオサイトを比較して、実際に電話やメールで問い合わせをするまでは、
あなたの評価材料はポートフォリオサイトか、SNS等のネット情報しか判断材料がありません。

ポートフォリオサイトにプロフィールページがあると、プロフィールも依頼するかどうかの重要な判断材料になります。
判断材料となるプロフィールは、書き方にコツがあります。

プロフィールでは、実績を数字を書くことが大事です。

「2年間で20件の案件を受託」
「リニューアルを担当した案件では売り上げが200%増になった」

といった具体的な数字です。
どうしても実績がなければ
「月に10件のWeb案件の相談を受けている」
でもいいので、あなたの熱量が伝わる数字を書きましょう。

案件を受けるときに気をつけたいこと

案件を受けるときに気をつけたいこと

ここからは、仕事をうけるときに気を付けてほしいことを解説します。

値切られる仕事は断った方がいい

収入を得るために望まない仕事をすることがあります。

「1円でもお金をもらったら、プロとして仕事をしよう」という意見もありますが、
やはり、見下されているような立ち位置にまわると、やる気が出ません。

単価を下げてしまうと仕事量が増え、勉強する時間も減ります。

そのため、値切ることだけに価値を置く人の仕事は断った方がいいと思います。

価値が分からない人の仕事は避ける

高収入を目指すのであれば、ウェブサイトの価値がわからない人の仕事は避けるべきです。

ウェブの知識がほとんどない人に、
「ホームページとは何か」
「一般的なホームページの目的は何か」
「コーポレートサイトのトップページとはどんなものを掲載するのか」
「ホームページにとってデザインとはどんな機能を果たすのか」
ということを説明しつつWebサイトを作ることは費用対効果が合いません。

しっかり予算があれば対応してもいいかもしれませんが、しっかり予算がある企業がフリーランスに依頼することは、まずないといっていいでしょう。

この考えには反対する人もいるかもしれません。
価値がわからない人の仕事の仕事を避けるのは、あくまでも「高収入を目指すのであれば」、です。
「実績のためにやる」というのであれば、経験してもよいと思います。

フリーランスwebデザイナーの見積もり方法

「見積もりは減額を交渉されることがありますので、最初はあらかじめ高めに見積もりをしておきましょう」
と指導する人がいますが、これも、うのみにしていけないと思っています。

初めて依頼を相談してくるお客さんについては、高めに見積もりを出すと、「予算が合わないんで、またの機会に」と、話が終わってしまいます。
またの機会は、ありません。

システム開発であれば、たしかに値切り交渉を受けるかもしれません。
しかし、Webサイト制作では値切り交渉をうけることはあまりないように思います。

Webサイト制作で、「高めに見積もりをして、あとで交渉時に下げる」という方法は、すでに何度か仕事をしている相手であれば機能するかもしれません。

いずれにせよ、お見積もりについては最初から誠実な値段で交渉した方が話がまとまりやすいと思います。

見積書の中に、守ってほしいことを書いておこう

仕事の上での約束ごとは契約書に書くものですが、見積書の中にも、約束事を書いておくとトラブルが防げます。

たとえば「ページ数の増加や仕様変更の場合は改めてお見積もりをします」といったことです。

仕事を依頼した後で、悪気なく機能やページを追加してくる人は、制作会社や広告代理店にもいます。

こうした約束事を契約書で書くこともできますが、あらかじめ見積もりの段階でも伝えておくことで、トラブルが減らせます。

地方でやる場合でもやっていける

最後に、地方でWebデザイナーの仕事をやっていく方法について解説します。

フリーランスでWebデザイナーをやっていく場合は、住む場所の影響を受けます。

都会の方が仕事を受けやすいのは事実です。
一般的に都会の方が地方より単価が安いと言われます。
仕事の量も少ないです。

しかし、工夫をすることで地方でもやっていけます。

たとえば、「補助金を使ってECサイトを作りませんか?」と提案することです。
ECサイトの需要は地方でもあります。
ECサイトの制作費用は200万円くらいが相場です。
ECサイトを作りたいと思っていて、予算を考えて決心がついていな事業者に補助金とECサイト制作の提案ができれば、仕事の機会は増えます。

もちろん補助金のことを勉強するのは簡単ではありませんが、WordPressのカスタマイズよりは簡単だと思います。
補助金業界の独特のルールを覚えることさえできれば、仕事になります。
やる気の問題です。

「都会から地方へ移住」のそのあと

都会に住んでいて、「仕事はどこででもできるから」と、地方に移住する人がいます。

請負業務をやっている場合は、地方に移住した後も、常に営業が必要であることを知っておいてください。

いま仕事をくれる人は、仕事を変えたり、役職がついたりすると、仕事をくれなくなる可能性があります。
仕事をくれる人が、仕事を紹介してくれる期間は3年間と思っておいた方がよいです。

地方にいながらも、たまに都会に営業したり、地方で仕事をとるためにはコミュニティーに入ったりといった顧客獲得の努力をしなければ、
請負業務の仕事はなくなってしまうかもしれません。

まとめ

主にフリーランスのWebデザイナーが請負業務で単価をあげていく方法について解説しました。

大枠でいうと、「スキルをあげる」、「ネットワークを作る」ということが両方できれば、収入は上がっていきます。

細かいことでいえば、ポートフォリオサイトと料金表を作り、ポートフォリオサイトには、実績や、プロフィール、お客様のこえを掲載します。
あとは、やりたくない仕事を断る基準をもち、お願いしても大丈夫そうな落ち着きを出していくことです。

「どのスキルを上げたらいいか?」、「ネットワークはどうやって作るか?」ということについては
この記事でも少し書きましたが、このブログの他の記事により詳しく解説しています。

よかったら次の記事も参考にしてください。

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こんぶだし茶

こんぶだし茶といいます。フリーランス歴18年目です。 ウェブデザイン制作を行いつつ、3年前に認定経営革新等支援機関に登録されてからは個人事業主の経営支援を行っています。 このブログでは、ウェブデザイナー2年目以降の人に、フリーランスがお金を残していくための仕事の仕方をお伝えしています。 フリーランスにとって最も大事な「売上をアップさせる方法」のほか、確定申告、フリーランスのための融資、NISA、iDECO、補助金といったことが主な内容です。

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