こんにちは。こんぶだし茶です。
この記事では、サラリーマンよりフリーランスをお勧めする本、金持ちフリーランス 貧乏サラリーマンをご紹介します。
これからフリーランスになりたい人にお勧めしたい本
この本の趣旨は、せんじ詰めると「自助努力しないと損するから、動いて学んで今の時代に合った稼ぎ方を実践していきましょう」
という内容です。
趣旨だけでいうと、それだけで収まってしまいますが、この本は得るものが多くあります。
そのため、これからフリーランスを目指す人に、この本を紹介したいと思いました。
数多くあるしょうもないビジネス本、自己啓発本と違い、この本は2つの点がうかがえます。
ポイント
2020年代に合わせた内容になっていること
自分の経験を通して本が書かれていること
本の構成
まず、本書の構成はこのようになっています。
本の構成(章)
目次を含む冒頭部分はアマゾンからも試し読みすることができます。
作者の性格は
僕は、「自分の性格にあった著者の書いたものじゃないと、本当の意味で役には立たない」という考えを持っています。
そのため、本を読みながら、その著者の性格を推察しています。
この著者の性格は、私の印象では、ビッグファイブ理論でいうと、外向性、開放性が高い印象で、
エニアグラム(9タイプ理論)でいうと「成功を追い求める人」に属するような印象を受けます。
「交通費や交際費を惜しまず、どんどん格上の人に会っていこう」
「講師やお金持ちに気に入られるのはこんな人」
といった論調は、その著者の性格をよくあらわしているのではないかと思います。
相通じるものを感じる人は、ぜひ読んでください。
この本のキモは第4章にある
また、もし作者の性格と似通ってなかったとしても、第4章は読む価値があります。
それは先ほども紹介しましたが、主に2つの点です。
時代に合わせた考え方をしている
第4章では、仕入れた知識は時代とともに古びていくことと、
知識はアップデートしていかないと老害になること
具体的には、「金持ち父さん・貧乏父さん」でおなじみのロバート・キヨサキ氏が提唱する「キャッシュフロークアドランント」が今の働き方になじんでいないのではないかという指摘です。
たしかに、SNSやYouTubeで影響力を持ち、そこから商品やスキルを提供していく働き方は、自営業でありながらビジネスオーナーや投資家に負けない収益を得ることも可能であり、「ビジネスオーナーや投資家が目指す最終形」という価値観は、既に現代にはなじまなくなっていると思いました。
自分の経験を通して本が書かれていること
知識が陳腐化しないために「時代に合わせて専門家を仲間にする」
という考え方は、かなり柔軟な考え方です。
ただ弁護士、税理士と顧問契約を結ぶならだれでもできますが、
「自分が古臭くなって、古臭い専門家を仲間にするとヤバイ」
という発想は、経験したものでしかでてこない考え方ではないかと思います。
この考えを進めると、弁護士、税理士といった先生も、時代に会って変えていかないといけないということになります。
まとめ
この本は、フリーランスになることをお勧めする本です。
日本もフリーランスとして働きやすい環境になりつつあり、
僕は、フリーランスになりたい人で、とくに若い人には、「やったら」と言っています。
日本は情報を拾う力と、情報発信した場所へアクセスする体さえあれば、とりあえず餓死する心配は、ほぼないといえます。
ただし、向いているかどうかはやってみないと分かりません。
この本にはフリーランスを始めた後の、結構先のことまで書いてあります。
フリーランスをやってみたい人は、まずこの本を読んで、副業からやってみることをお勧めします。
副業の判断基準は、「続けられそうか」、「食べていける収益が半年続くか」の2つです。