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Webデザイナー向けフリーランス案件サイトの評判についてまとめ

Webデザイナー向けフリーランス案件サイトの評判についてまとめ
Webデザイナー向けフリーランス案件サイトの評判についてまとめ

こんにちは。こんぶだし茶です。

Webデザイナー向けのフリーランス案件サイトを探しても、エンジニア向けのサイトばかり見つかります。
やっと見つけたWebデザイナー向けのサイトを見ても、信頼できるサービスなのかか判断がつかず、困っていませんか?

この記事では、ウェブデザイナー向けのフリーランス案件サイトにしぼって紹介し、世間の評判とともに筆者から見た評価をお伝えいたします。

この記事を読んでいただければ、Webデザイナー向けのフリーランス案件サイトの中から、あなたが利用するサービスを絞ることができます。たくさんのサービスを見ずにすませることができ、時間の無駄が省けます。

なお、この記事はフリーランス18年目のこんぶだし茶が、自身の経験と知見をもとにまとめています。

Webデザイナーにとっての案件を探すために、たくさんのフリーランス案件サイトを探し回るのは時間の無駄ですよ。

フリーランス向け求人サイトとは

フリーランス(個人)が仕事探しに使える求人サイトには、ざっくり分けてエージェント型フリーランス求人サイトと、クラウドソーシング型フリーランス求人サイトがあります。

以下、それぞれを紹介します。

エージェント型フリーランス求人サイト

エージェント型求人サイトは、フリーランスの実績やスキルをもとに、担当のエージェントがふさわしい案件を紹介してくれるシステムです。

この後紹介するクラウドソーシング型フリーランス求人サイトと比較すると、エージェント運営側がより積極的に案件成立に仲介します。

勤務条件の交渉も担当者が代行してくれます。

エージェント型求人サイトを利用するときは、まず会員登録をして、次に面談(カウンセリング)を受けます。
希望の働き方がある場合は、ミスマッチが行らないように事前に伝えておきましょう。

会員登録は無料でできて、常時受け付けていますので、気軽にできます。

この後紹介するクラウドソーシング型求人サイトより実績が求められる反面、報酬(給与)が高いものが多く、またサポート体制も整っていて安心です。

データベース上に公開していない案件も存在します。

登録者は就業中もフォローしてもらえます。

クラウドソーシング型フリーランス求人サイト

クラウドソーシング型求人サイトは、運営会社のマッチングサービス上で発注者と受注者をマッチングさせます。
大手のサービスを利用すると、仕事内容の説明、採用通知、作業開始、納品チェック、納品、入金までサイト内で完結します。
このうち、今どの状態であるかが、一目で明確に分かるようになっているのです。

クラウドソーシング型求人サイトを利用するときは、会員登録を行い、あとはあなた自身がサービス上で検索して仕事を探します。
会員登録は無料です。

ほとんどのクラウドソーシング型求人サイトでは、相手を評価をする仕組みがあり、高評価を受けるとほかの仕事が受けやすくなります。

2年目デザイナーであっても、キャリアが十分ない場合は、クラウドソーシング型求人サイトを使って実績を増やすといいです。

ウェブデザイナー向けフリー ランス案件おすすめサイトを一挙に紹介

では、エージェント型フリーランス求人サイトクラウドソーシング型フリーランス求人サイトからオススメを順に紹介します。

まずは、エージェント型フリーランス求人サイトです。

エージェント型フリーランス求人サイト

エージェント型フリーランス求人サイトはたくさんありますが、ほとんどはエンジニア向けの開発案件を仲介するサービスです。

ウェブデザインの案件を多く取り扱っているサイトは、実質的に3つのサービスに絞られます。

それは、次の3つです。

ウェブデザイナーにオススメのクラウドエージェント型求人サイト

では、それぞれの特徴や評判をみてみることにしましょう。

Webist(ウェビスト)

Webist(ウェビスト)のイメージ
出典:Webist

Webist(ウェビスト)は、クリーク・アンド・リバー社というクリエイターの人材総合サービスで長い実績を誇る会社が運営しているWEB業界専門の転職エージェントです。

WEBデザイナーやWEBディレクターといった職種の案件が特に多いエージェントです。

利用者も、ウェブ関係で働く人が主体です。

Webistでは、次のような仕事に応募できます。

Webプロデューサー・Webマスター
Webディレクター
Webデザイナー
Webコンサルタント
Web編集・ライター
Web動画編集
Webマーケッター
データサイエンティスト・Webアナリスト
プロジェクトマネージャー
制作進行管理

多くの仕事が東京都・大阪府に集中してはいますが、案件は全国にあります。

Webistの良い評判

・コーディネーターが専門的な知識を持っている

Webの案件に強い会社で、ウェブ系のエージェントと言えばココ

(少ないけど)全国に案件があるので地方の人でも登録するメリットがある

Webistの悪い評判

・ウェブサイトの使い勝手が悪い(検索結果の表示が遅い)

正社員や派遣の仕事が多く、業務委託(請負)案件はとても少ない

事務局へのメールの反応が遅くなる時がある

筆者からみたWebistの評価

派遣や契約社員、社員の案件が強いWebistさんです。

Webデザイナーに限らず、ウェブ系の仕事を多く取り扱っているエージェントです。

フリーランス1年目~2年目であれば、期間を区切って派遣として経験を増やすのもよい選択であると思います。

また、フリーランスとしての収入が不安定で、立て直すための支援が欲しい方にも向いていると思います。

実績を積みつつ「もし仕事がない時は相談しよう」という頼れるエージェントサービスの存在が、フリーランスとして活動するあなたのメンタルを支えてくれます。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズのイメージ
出典:ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、株式会社Hajimariが運営するエージェントサービスです。

他のフリーランスエージェントリモートと比較して、ワーク可能な仕事が多いのが特徴です。

次に、他のフリーランスエージェントと比較して週3日以下勤務の案件が多いことも特徴的です。

デザイン系の仕事として、ウェブデザイン系のほか、UI・UXのデザイン案件も存在します。

ITプロパートナーズでは、「ITトータルサポート」という選択型の福利厚生パッケージもあります。
福利厚生パッケージは、小規模企業共済の加入サポートも実施しており、主に財務系のサポートに重点を置いている印象です。

ITプロパートナーズの良い評判

ITプロパートナーズはほとんどリモートワーク案件が多く、フレキシブルな環境で仕事できるのが魅力

福利厚生が充実しているエージェント。
福利厚生はおまけだけど、お得に利用する事で支出が結構下がります。

ITプロパートナーズの悪い評判

デザイナー案件はUI・UXが多め

初心者だと紹介が難しいと言われる

筆者からみたITプロパートナーズの評価

圧倒的にリモート案件が多いエージェントです。

たまに「土日だけ」という案件も存在します。

家で仕事をしたい。リモート案件以外受けたくないという方は、まずITプロパートナーズに登録するとよいでしょう。

それから、デメリットとしては、未経験だと紹介を受けることが難しいですが、これはITプロパートナーズに限らずどこのエージェントでも同じです。

未経験であれば、まずはクラウドソーシング型求人サイトで実績(実務経験)を積むといいでしょう。

レバテッククリエーター

レバテッククリエーターのイメージ
出典:レバテッククリエーター

レバテッククリエーターは、レバテック株式会社が運営する、案件の保有数が業界トップクラス(ウェブデザイン系ではなく、トータルの案件数)のエージェントサービスです。

Web・ゲーム業界のクリエーター向け案件を専門としており、全体的に高単価の案件に参画できることと、福利厚生「レバテックケア」で充実したサポートが受けられることが特徴です。

扱っている案件は企業常駐型がメインです。

対象地域は首都圏中心(東京、神奈川、千葉、埼玉)で大手企業の案件も多数あります。

非公開案件もあるようです。

支払いサイトが15日(月末締め翌月15日支払い)と短く、業界内でも最短クラスです。

その他、福利厚生「レバテックケア」でサポートが受けられます。
確定申告などの税務サポート、人間ドックなどのヘルスケア、保険、宿泊施設・スポーツクラブ、映画館の優待チケットなどサポートが充実しています。

レバテッククリエーターの良い評判

クリエイター職の派遣はレバテッククリエイターがおそらく一番強い。

普通は紹介先との面談まで行くのは難しいが、レバテックだと、1週間で紹介先との面談がたくさん入った

レバテッククリエーターの悪い評判

紹介先との面接のあと反応がないので心配になった

CMがうざい

筆者からみたレバテッククリエーターの評価

レバテッククリエーターの案件は、高額案件が豊富にあることが特徴です。

しかし、特徴がきわ立っている分、制約が多いエージェントサービスでもあります。

まず、都会、それも関東圏に案件が集中しているので、地方の人は登録してもあまり活用できないでしょう。

それから「リモート可」としている案件もありますが、「可」としているものは出社する必要があると考えておいた方がよいでしょう。

都会に通える範囲にお住まいで、ある程度実績があり、高額案件を探している方はレバテッククリエーターをオススメいたします。

クラウドソーシング型求人サイト

クラウドソーシング型求人サイトはたくさんありますが、ウェブデザイン(コーディング含む)の案件が一つもないサービスもあります。

そんなサービスを探し回るより、これから紹介する3サービスを使い倒した方がよいでしょう。

ウェブデザインにお勧めのクラウドソーシング型求人サイト

Lancers(ランサーズ)

日本最大級のフリーランスタレントプラットフォームランサーズ
出典:ランサーズ

ランサーズは、日本最大級のフリーランスタレントプラットフォームです。
ランサーズ内の仕事には、タスク形式、コンペ形式、プロジェクト形式といろんな仕事があります。

ウェブサイトの制作依頼がほかのクラウドソーシング系のサービスよりも多く、ウェブサイト制作の実績を積むのであれば、まずランサーズの登録をオススメします。

ウェブサイトに関係のない作業系の手間がかかってお金が入らない仕事が多いですが、それらの仕事は見ない、受けない、関わらないというスタンスでいてください。(お金が必要であれば、日雇い作業に出かけた方が単価がよいからです。)

報酬はランサーズから手数料を差し引かれます。
手数料率は、一律16.5%(税込)になっています。

「認定ランサー」という制度があり、認定されると発注者側からの高単価案件の依頼が来やすくなるという仕組みがあります。

認定ランサーになるには、評価の高さだけでなくレスポンスの速さが条件となります。

ランサーズの良い評判

ウェブデザイン系の案件が多い

認定ランサーになれば報酬が上がる

ランサーズの悪い評判

サービスサイトの画面が見づらいし、重い

登録がめんどくさい

筆者からみたランサーズの評価

ウェブデザイン系の案件が多く、フリーランス1年目にはオススメです。

「認定ランサー」という制度がありますが、筆者の意見では、
ランサーズの案件ばっかりに固執せず、実績を積んだら卒業する想定で利用するのがよいと思います。

ランサーズの案件単価は確かに平均して低く、ランサーズの案件で月収30万円を超えるのはかなり難しいからです。

早く卒業した方がいいのは、次に紹介するクラウドワークスにも共通しています。

クラウドワークス

クラウドワークス
出典:クラウドワークス

クラウドワークスの仕事の進め方はプロジェクト形式、、コンペ形式、タスク形式と別れています。

ウェブデザイン系の案件は、ランサーズほどではないものの、依頼が多くあります。

システム手数料率は5%~20%ですが、報酬額が少ないほど手数料が高く、10万円以下の案件だと20%の手数料率です。

仕事終了時に評価を貰いますが、星5個の五段階評価を受けます。

評価が高いと仕事の受注につながりやすいです。

クラウドワークスの良い評判

はじめて仕事をいただいた。クライアントに感謝。

正直まだ案件受注するのは早いと思ったけど、案件獲得できて良かったと思っている。

クラウドワークスの悪い評判

価格破壊がひどい

クラウドワークスで案件とるのむずい

ひどい発注業者もいるので地雷案件を踏まないようにはお気をつけて

筆者からみたクラウドワークスの評価

■ランサーズの次にウェブデザイン系の案件が多いクラウドワークス。

クラウドワークスは、しっかりした保証やサービス内の画面の見やすさで定評があります。

一方で、手数料率の高さや案件単価の低さに不満が多いのも事実です。

案件単価の安さは、クラウドソーシング型求人サイト全般に共通しています。

ウェブデザイナーにとっては、ランサーズと同様に「人並みの実績を積むまでのサービス」と割り切った方がよいのではないかと思います。

ココナラ

ココナラ
出典:ココナラ

ココナラは先に紹介したランサーズやクラウドワークスと違い、ウェブサイト制作社が出品者として「ウェブサイト制作サービス」を出品します。

このサービスを使いたい発注者が、あなたの出品を購入すると、仕事を受託したことになります。

ココナラも、評価制度を採用しています。

出品者ランクが上がれば、相場より高値の値段をつけても発注を受けることが出来ます。

この評価制度は、2023年から始まる「ココナラエージェント」というエージェント型の求人サービスとも連携しています。

また、ココナラ独自のサービスとして、「おひねり」という追加料金を支払える仕組みが用意されています。

ココナラの良い評判

「マージン(手数料)が高いので少しでも」と費用を超えた額のおひねりをいただいた。感激。

「完成後の一からやり直し案件」でしたが嬉しい評価コメント頂けました。頑張って良かった

ココナラの悪い評判

出品しているけどお客さんがこない。もう諦めようかな…

ココナラで案件数件やったけど、本当に効率悪すぎる
時給換算だと最低賃金の半分にもならなかった。

購入者が、説明文をきちんと理解せずに購入してしまう。

筆者からみたココナラの評価

ココナラは自分で値付けしたサービスを販売するので、ランサーズやクラウドワークスと違ってビギナー卒業後も利用価値があります。

ただ、「ウェブサイト制作します」といったサービスはすでに何千とあるので、埋もれてしまいます。

高単価で発注してもらえるサービスをするには、より専門性の高いサービスを掲載するとよいです。

専門性の高さとは、いろいろありますが、例えば

「WordPressのSWELLに対応したサイト作ります。」
「工務店に特化した集客用ウェブサイトを制作します」
「会員制口コミサイトを制作します」

といった絞り込みです。

実績ができるまでは、掲載しただけで注文してもらえる可能性が低く、SNSやブログ等で継続的に案内をする等の工夫が必要になるでしょう。

また、購入者が迷わないように納品までの流れをしっかりと説明する必要があります。

エンジニア向けの案件紹介サイトを見ても時間の無駄でしかない

重要なことですが、ウェブデザイナーやHTMLコーダーを募集している求人サイトは限定されています。

ほかにもクリエーター向けの求人サイトがありますが、活気がない求人サイトは1件もウェブデザイナー向け案件がないこともあります。

この記事では、調査した結果人気のないサービスは除外しています。

ウェブデザイナーはあれもこれも見る必要はありません。

多すぎる無駄な情報を見ると、脳がつかれます。

ウェブデザイナーの皆さんは、この記事で選別した求人サイトから案件を探すことをオススメします。

結局、オススメはどこか?

あなたにお勧めする仕事は?
あなたにお勧めする仕事は?

本当なら、インターネットで仕事を探すだけでなく、リアルな出会いからも仕事を受けられるように営業活動をした方がよいです。

しかし、あくまでオンラインだけで案件を探し、リアルな出会いを求めて営業をしない場合は、
次のようにフリーランス案件サイトを使うといいでしょう。

未経験~1年目から利用するサービス

クラウドソーシング型フリーランス求人サイトには未経験でも初心者案件が多く掲載されています。

ウェブデザイナーとして未経験や1年目は、ランサーズやクラウドワークス、ココナラで受託したウェブサイトを複数作成し、実績を積むといいです。

まずは簡単な案件から受けると良いでしょう。

ココナラは自分でサービスの値付けができますが、ランサーズやクラウドワークスはなるべく早く卒業することを目指して事績を多く積むことを優先します。

どんどん実績を積み、スキルアップして卒業しましょう。

クラウドソーシング型フリーランス求人サイトでは、取引についてウェブサービス側が仲介することはありません。
もしもトラブルが発生した場合は自ら解決する必要があります。

そのためなるべく円満に仕事が進むように、注意しましょう。

2年目以降から利用するサービス

2年目以降(あるいは10件以上の実績が溜まった後)は、エージェントサービスに登録して派遣やリモートワークの仕事を探します。

関東エリアで仕事をするならWebistか、レバテッククリエーター。

関東以外の地方だとWebist。

リモートや週三日程度の案件にこだわるならITプロパートナーズに登録するといいです。

ちなみにここで紹介した3サービスは、比較的満足度が高いサービスです。

エージェントサービスの活用方法も2通りに分かれる

出向して働くか、リモート案件を受託するかで大きく変わってきます。

出向して稼働すると自由はなくなりますが、エージェントから提案される案件は多くなります。

リモート(在宅)案件は、出向する案件よりも求人が少ないと考えておいてください。

求人サイト以外のフリーランスの仕事の探し方

求人サイト以外でも、インターネット上で仕事を探す方法はあります。

それから、オフラインで探すと、よりたくさんの仕事を探せて、活躍する機会に恵まれます。

インターネット上で探す場合

収入の安定を目指すなら、派遣として「半ばフリーランス」的な位置で実績を積み続けるという選択もあります。

この記事では求人サイトの活用方法に絞って紹介していますが、ネット上で幅広く仕事を選ぶ場合は、他の選び方もあります。

詳しくは、この次の記事も参考にしてください。

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オフラインで探す場合

オフラインで仕事を探す方が、インターネットで探すよりも仕事を獲得しやすいです。

仕事を得るためには、セミナー等のリアルなイベントに参加するといいでしょう。

誰と会ってもいいわけではなく、広告会社、制作会社、同業者などいろんな種類の人と直接つながることを目指します。

既に仕事をしている人は、同年代とつながるのではなく、様々な年齢のひととつながるように挑戦してください。
長く仕事を続けていくコツは、つながっている人の年齢に幅を持たせることです。

無理して出会いを求めなくても、ウェブ系の勉強会などのイベントに継続的に出かけていくと、自然と関係は生まれていきます。

フリーランスの案件獲得で大切なこと

仕事の仕方を決めると信頼される
仕事の仕方を決めると信頼される

フリーランスでは、スキルよりもウィルが大事です。

つまり、ビジョンを決めておくこと、それからポートフォリオを蓄積していこうという志が、あなたの収入を上げていきます。

ビジョンとは、大げさなものではなく、今後の働き方を決めることを意味します。

軸をしっかりと決める

求人サイトを利用する場合は、働き方は2つあります。

出向するか、リモート(請負)で働くかです。

どちらの働き方をしたいか、あらかじめ決めておくといいです。

派遣と請負を掛け持ちするような中間のポジションをとるのは難しいと思います。

なぜなら、派遣で就業してしまうと、その期間の請負制作の仕事を断る必要があります。

請負の仕事を断っていると、自然と請負の仕事は来なくなってしまいます。

「興味があればどのような働き方でも構わない」という人も、働き方は決めておく必要があるのです。

請負契約として仕事をこなすか、ある企業と契約してその企業のために継続的に働くか。

つまりは、「仕事し放題」の状態か、「安定収入」を得る状態のどちらにするかです。
理想の働き方が実現できるように選んでおきましょう。

ポートフォリオを用意する

どんな仕事のスタイルであっても、ずっと必要になるのがポートフォリオです。

ポートフォリオは、今後一生使うもので、収入を上げるのに不可欠なものです。

紙で作るより、ポートフォリオサイトを作った方がよいです。

もし著作権的に見せられないものを掲載すいるなら、公開されないようにパスワードをかけておきます。

ポートフォリオサイトの中に、プロフィールのページを作って、自分の紹介をすることも、案件を引き寄せるコツです。

フリーランス求人サイトについてのよくある質問

ここからは、様々な立場からの相談について回答していきます。

未経験でも仕事は探せますか?

さがせます。まずはクラウドソーシングのサービスを利用するといいです。

それから、身内や知り合いで制作させてくれる人がいたら積極的に制作させてもらう。

実績が10件できると一つの壁を越えます。経済的に許すなら、まずは安い案件であっても、実績になりそうなものを優先して、どんどん数をこなすと良いです。

受託件数が大小合わせて10件を超え、ポートフォリオサイトに10件の案件を掲載できたら、未経験は卒業できたといえます。

大学生でも仕事は探せますか?

探せます。条件は社会人と同じです。

ただ、18歳~22歳くらいの年齢であれば、まず、気遣いができるかを見られます。

ここでいう気遣いとは、「作ってほしいもの」が完全に理解できるまで積極的に質問したり、たとえ指示通りであっても指示通りに進めて完成させた後の使われ方に疑問があれば、そのことを確認するといったことです。

「指示通りにやりました」といって不完全なものを作るのは仕事ではないのです。

主婦でも仕事は探せますか?

探せます。主婦(主夫)は一日のうちに仕事ができる時間が限られているのは誰もが認めるところですが、

「一日のうち3時間だけ働きたい」という希望を満たすには、ウェブデザイナーではなく、他の仕事があっています。

ウェブデザイナーの案件を請け負うなら、請け負った案件については、ある程度の時間を仕事に捧げる覚悟が必要です。

共働きであれば、経済的に成り立ちやすいですし、仕事も受けやすいです。

条件としてパートナーの協力と理解が必須となります。

副業でも仕事は探せますか?

探せます。エージェントも理解があるところが増えています。

最新の傾向として、副業向けの案件を確保するエージェントが増えています。

もし、副業禁止の会社に在籍中の人は、日中のメールへの返答などの対応が難しく、ウェブ制作の案件を請け負うのは調整に神経を使うかもしれません。

まとめ

この記事では、ウェブデザイナーがみるべき求人サイトは限られていること。

見るべき求人サイトとして6つのサイトを紹介して、それぞれを解説しました。

あなたの働き方に合わせたサービスを探すと、さらに登録するサイトは限られます。

見るべきサイトが減るのを残念思う人がいますが、筆者は「見なくてもいいサイトに時間を使わなくてラッキー」と思います。

情報を整理して時間を節約して、経験を積むことに時間を使ってください。

それから、将来的には、キャリアを積んでいくこと、仕事をこなすことだけに必死にならず、どうやって年収を上げていくかも考得ていく必要があります。

このブログでは、フリーランスのウェブデザイナーがキャリア2年目から
どうやって年収を上げ、単価をアップさせていくかという事について情報を提供しています。

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  • この記事を書いた人

こんぶだし茶

こんぶだし茶といいます。フリーランス歴18年目です。 ウェブデザイン制作を行いつつ、3年前に認定経営革新等支援機関に登録されてからは個人事業主の経営支援を行っています。 このブログでは、ウェブデザイナー2年目以降の人に、フリーランスがお金を残していくための仕事の仕方をお伝えしています。 フリーランスにとって最も大事な「売上をアップさせる方法」のほか、確定申告、フリーランスのための融資、NISA、iDECO、補助金といったことが主な内容です。

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